山口会員様の水彩画ご紹介

会員皆様こんにちは、月曜日と土曜日を担当しております講師の三津です。
今回のブログでは山口会員の水彩画を紹介いたします。
 
 

 
 
こちらの作品では大きな面を塗り分けた後からハッチング(細かい線の集積で描いていくこと)での描写が行われています。時間はかかるのですが、その分しっかりとした密度と、色を重ねていくことで豊かな色彩表現が得られます。
 
かぼちゃとハスの実の描写はとても丁寧でハッチング技法の良さが感じられます。白い布の部分はかなり苦心されていました。水彩表現において白いモチーフの扱いはとても難しく、皆さま苦労されるのですが、思い切って茶色い絵の具でトーンを落とすことで収まりのいい表現になってきています。
 
完成まであとちょっと。がんばってください。