福島会員様の油彩画

こんにちは。銀座校の金曜日担当の講師の森です。
 
今回は、金曜日にお越しいただいている会員さまの中から、福島会員の油彩画を紹介したいと思います。
 
 
 

 
 
写真を参考にして描かれた、オランダの風景です。福島会員さまは毎回風景画を制作さ
れておられますが、この作品が最近の中では最も入念に手を加えて、完成度の高い作品
に仕上がっています。
 
建物の細緻な描写、雲のぼんやりとした様子、水面の複雑な表情といった、風景画で描
き分ければならないポイントをしっかり押さえていますね。特に、建物の窓や水面の映
り込みなどの細かい部分は、何度も筆を入れてこだわりを持って完成させています。福
島会員さまは特に最近、そういった細かいところの描写が上達されていて、今現在制作
中の風景画も積極的に描きこんでいます。
 
 
 

 
 
制作中の福島会員さまです。
 
私が金曜日を担当するようになってから4年以上、拝見させていただいておりますが、
本当によく上達されたと思います。
 
これからの作品にも期待しております。
 
 
 

清水会員様の水彩画模写

こんにちは。銀座校の金曜日担当の講師の森です。
 
今回は、金曜日にお越しいただいている会員さまの中から、清水会員の水彩画を紹介したいと思います。
 
 
 

 
 
資料を参照しつつ描いた人物画です。モデルはシンガーソングライターのマデリン・
ペルーです。
 
この絵について触れる前に、清水会員さまの制作風景を見ていただきたいと思います。
 
 
 

 
 

 
 
もととなるマデリン・ペルーの写真だけでなく、好きな画家の作品画像(ポストカード)
を並べて、制作のヒントとして活用されています。
 
この画家はフランク・ブラングィンというイギリスの画家で、
特徴的なタッチで人物や風景を描いています(国立西洋美術館に所蔵作品があるので、
見たことのある方もいるかと思います)。
 
絵画制作を行う上で、参考資料は非常に大事で、清水会員さまも、ただ写真の通りに
描くだけでなく、ときおりフランク・ブラングィンの作風を意識しながら制作されていました。具体的には、人物の腕や鎖骨のあたりの陰影表現が、色面で塗分けているような、ザックリとしたとらえ方で描いているところなんかが、画家の影響を強く受けているところなのではないでしょうか。
 
とはいえ、写真と絵画の両方を参照するというのはなかなか難しいところもあり、同じ個所を何度も何度も手直しを加え、およそ1年ほど試行錯誤を経て、先日、ついに完成に至りました。
 
人体のところはもちろん、手前の緑のソファや、黄色い服の質感、さらには少しぼかして表現されている背景のレンガまで、細部へのこだわりが光っている一枚になりました。これほどまでに完成度の高い水彩画はなかなかないと思います。
 
次の一枚にも期待しております。
 
また、清水会員のように、「こんな風に描きたい」という資料をお持ち頂いて、制作の糧にするのもおもしろいかもしれません。

千原会員さまの油彩画紹介

こんにちは。講師の永瀬です。今回は千原会員さまの油彩画をご紹介します。
 
 
 

 
 
花を描いた静物画です。彩り豊かでマチエールの美しい油絵です。
 
千原会員様はこの作品で、点描に近いタッチや筆致の残る厚塗り、グレーズなど様々な油絵ならではの技法を用い描きました。持ち前の明るい色感もあり、とても質感豊かな瑞々しい画面となりました。お部屋に飾りたくなるような素敵な作品をお疲れさまでした。
 
次の作品も楽しんで描いていただければ幸いです。
 
 
 

江木会員さまのバラの絵

講師の三津です。今回は水彩を最近始められた江木会員様変わりしての作品の紹介です。
 
 
 

 
 
枚数としては2枚目の水彩作品になります。通常2枚目の作品でここまでのクオリティーは出せないです。
 
下描きのデッサンを丁寧に時間をかけてやった事が功を奏しましたね。
水彩表現の場合、無駄な色が多少入るだけで濁りに繋がるので、彩度をキープしつつ描き込んでいく事が難しいのですがデッサンの時点で形の把握が出来ていた事で最小限の絵具の重なりで最大限の効果に結びついています。
白バックにおけるガラスの透明感もしっかり水で溶いた極薄い絵の具をつかうことで見事に表現されています。
 
この先枚数を重ねて、細部の描写にはまるのか、もっと絵の具の現象を使った絵画表現になるのかは分かりませんが、1枚1枚を楽しみながら制作を続けていきましょう。
 
 
 

渡邊会員さまのデッサン

こんにちは。講師の中田です。これまで火曜日の担当でしたが、10月より新宿教室のみの担当となります。これまでありがとうございました。そして、今回は渡邉会員さまのデッサンをご紹介いたします。
 
 
 

 
 
モチーフはウサギの置物ですが、人間のような姿になっているため、スタイルをモチーフ通り描くのが難しくなっております。頭が大きくなったり、胴が長くなったりと、このようなモチーフは何度か描き直してやっとバランスがとれるものです。渡邉会員さまのこのデッサンも、そういった過程がありながら良い形に辿り着きました。
1行空けて
鉛筆のタッチもとても細やかで、全体として、簡単に塗りつぶしている部分はどこにもありません。
 
 
 

受講制作中の渡邊会員さま
 
 
繊細な描写をされる渡邉会員が、今後どのような作品を描いていくのかが楽しみです。
 
 
 

岡崎会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは。銀座校金曜日担当の講師の森です。今回は岡﨑会員さまの水彩画を紹介します。
 
 
 

 
 
以前から透明水彩で風景画を描かれている会員さまです。特に木々が生い茂っている風景を好んで描かれていて、今回も、緑豊かな景色を選んで描きました。一面緑の色彩の中で、赤い橋が綺麗に映えていますね。
 
今回の絵は今までで一番完成度の高い絵になったと思います。木の描き込みはしっかりしていますし、橋の影が池にも落ちている様子まで、忠実に描けています。緑色も、全部一緒の色ではなく、手前の木と奥の木で色味を変えたり、蓮の色と草の色を微妙に変化をつけたりと、僭越ながら今まで私が教えたことがすべて活かされています。この一枚で自信がついたらなによりです。
 
これからより表現の幅を広げていきましょう!
 
 
 

 
 
岡﨑会員さまの制作風景です。画材を広げ、作業着に着替えて描く姿は、プロの画家のようです。忙しい日々の中、絵を描く時間をつくってみると、心にゆとりができるかもしれません。
 
 
 

制作風景

こんにちは。メッツ銀座絵画教室、月曜・木曜担当の高岡です。今回は制作風景をご
紹介します。デッサンや油絵、水彩、アクリル、パステルなどさまざまです。
 
 
 

 
 
入会して間もない方は、デッサンをして基礎を学びます。
 
はじめは緊張されている方も、枚数を重ねるうちにモチーフの観察力や道具の使い方
に慣れていきます。鉛筆がおりなすモノトーンの世界に魅力を感じた方は、デッサン
を極める方もいらっしゃいます。
 
試行錯誤しながらも前向きに制作している作品は、不思議な事にそのきもちが第三者
に伝わってきます。作品は作者の気持ちを代弁してくれます。全員が個性ある制作を
しているこの空間は、とてものびのびしていて気持ちが良いです。
 
街並みのマロニエも色づき、秋めいてきました。紅葉の変化を楽しみながら、美術館
に行って新しい発見しに行くのも良いかもしれません。
 
 
 

成田会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは。銀座校金曜日担当の講師の森です。今回は成田会員さまの水彩画を紹介
します。
 
 
 

 
 
セットされたモチーフを忠実に描き上げた静物着彩です。成田会員さまはめきめきと
実力をのばされており、その成長ぶりが実感できる作品となりました。
 
注目すべき点は、手前に置かれているピーナッツバターの「SKIPPY」のボトルです。
このボトルのラベルが非常にリアルに描かれています。ストライプの柄もそうですし
、ピーナッツの写真が曲面に貼られている為に湾曲している様まで、丁寧かつ克明に
描き込みました。
 
もちろん他のモチーフもしっかりと描かれております。少し苦戦したのですが、モチ
ーフの影もまとまりました。背景は何も塗らず、白い画用紙そのものの色なのですが
、モチーフの影の仕事がしっかりしていると、白い色の背景ではなく「光」として感
じられると思います。見事な仕上がりになったと思います。
 
 
 

 
 
制作中の成田会員です。このように実物と向き合って描くと、普段何気なく見ている
ものにも様々な発見があると思います。この調子で描いていきましょう!
 
 
 

石原会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは。金曜日担当講師の森です。今日は石原会員さまの水彩画を紹介します。
 

 
 
教室のモチーフを組み合わせたセットに、ご自分で持参されたハート形のペーパーウ
ェイトを加えて描きました。丁寧でしっかりとまとまった静物画になったと思います。
 
貝殻やリボンやビー玉の、それぞれ異なる質感を描き分けているところに作者の技術
力の高さを感じます。背景は白(何も塗っていない、紙本来の白い色)なのに対して
、テーブルクロスの布も白なので、それらの微妙な白さの違いを出すのが難しいので
すが、布を絵具で慎重に塗ることで、淡いトーンの微かな違いを表現できていると思
います。そのおかげで、白っぽい中にも、ちゃんとテーブルと背景の境目が見えます
ね。そういった細やかなところも入念に手を入れたことが、完成度の高さにつながっ
ていると思います。力作です。
 
 
 

 
 
石原会員さまはいつもハイレベルな完成度の作品を描いていらっしゃいます。ときに
悩みながらも、楽しんで取り組んでいる姿が印象的です。
 
この調子で描いていきましょう!
 
 
 

新井会員さまの「点描油絵」

こんにちは、メッツ銀座教室の水曜日朝昼クラス、 金曜日昼夜クラスを担当してお
ります髙村です。今回ご紹介します新井さまはとても熱心な方で、さまざまの画材、
さまざまの描き方で、今までにも沢山の作品を仕上げてこられました。今回は油彩で
の点描に取り組まれました。
 
 
 

 
 
永青文庫所蔵の能面が題材です。能の面は絶妙な表情で作られていて、いつも朗らか
な笑顔で部屋を和やかにして下さる新井さんの制作中の表情は真剣そのものといった
具合でした。
 
反射が残念な作品写真ですが、反射が入っても是非額装でお見せしたい理由がありま
した。なんと額もご自身の制作なさったものです。まったく脱帽の作品へのこだわり
です。
 
 
 

 
 
こちらはバレリーナ像制作中の新井さまです。これからの作品も楽しみにしています。