内藤会員様の水彩画ご紹介

こんにちは講師の佐々木です。今回は内藤会員の水彩画の連作をご紹介します。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
これらは内藤会員が実際に行かれた、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の風景を描かれたものです。一枚だけ見ても広大な土地を旅している気持ちになりますが、連作になると、旅に同行して同じような道をひたすら歩いているような錯覚を覚え、より一層作品の中に引き込まれますね。
 
今回の連作ではモチーフ的に同じような状態になっていますが、空の表情を変えているので時間の経過や気温や湿度などの変化が感じられますね。また、遠くに見える街並みや少し前を行く巡礼者の存在が、絵の要素としてもちょうどいい距離感で、構図的にもうまくまとまっていますね。
 
内藤会員は現在、この巡礼路以外の風景を制作中ですが、またこの旅の続きを見せてもらいたいですね。