土曜日の授業風景

メッツ銀座絵画教室の山本です。今回は通常授業の制作風景をご紹介します。
 
土日は午前10時~12時半まで、午後は13時半~17時の間の2時間半、制作ができます。
休日の朝は家でゆっくりしたいと感じられる方も多いかと思いますが、クラシック音楽と自然光を感じながら和やかな気分でデッサンをしてみてはいかがでしょうか。
土曜日の午前中は定期的に通われている会員さんがいらっしゃいます。みんなさんがアトリエに来ると日常から絵を描く意識へと切り替わり、制作に集中力が高まるせいか上達が早く感じられます。
休日の時間を有効的に使いたい方は午前午後を通して制作される会員も多いです。
 

 
では制作風景をのぞいてみましょう!
 

田中会員のデッサンです。鉛筆の色幅がきれいに表現されているので立体感があります。
緻密に力強く描ききっているのでかなり見応えのあるデッサンとなりました。次回は真っ白な石膏デッサンを田中会員がどう描くかを見てみたいですね。
 

田村会員の水彩画です。奥のブラックバスの描き込みに時間をかけて手前のザクロよりも前へ飛び出さないように注意しながら進めていきます。
安永先生のアドバイスで目に色を入れたら画面が締まりました。コツをつかみ斑点の模様まで上手に描いてゆきます。
 

金子会員の模写です。水彩、木炭、パステルなどを使って画面に深みを出していきます。
女性の優しい表情を描きたかったとおっしゃっていましたが性格まで伝わってくるような重厚感ある絵になりましたね。
  
 
篠田会員の水彩画です。下書きに時間をかけて木の枝の形まで妥協せず何度も描き直しました。
着彩方法も原色と濁色を使い分けじっくり重ねていますね。
 
 
上田会員のデッサンです。入会して1年半近く経ちますがこの静物画デッサンを最後に油彩画へ移行されます。
モチーフから構図までご自身で考え、背景まで描き込みをされました。これまでの成果を出しきり文句なしのデッサン画となりそうです。完成が早く見たいですね。
 

前回完成させた鴨の剥製デッサン
基礎力は十分身につけられたので油彩画では上田会員自身の世界観を追及して、より絵を描く楽しさを味わっていただきたいです。
 
 
今後も初心者から上級者のレベルに合わせ一人一人の個性に合った指導を心掛けて
会員さん達が納得できるまでサポートしていきたいと思っています。
たくさんの完成作品を楽しみにしております。