須田会員さまの水彩画

こんにちは。講師の佐々木です。
今回は須田会員の水彩画を紹介します。
 
須田会員は入会されて4年になります。
毎回作品ごとに目標を持ってとても丁寧に取り組まれています。
今回の作品は、
手数を抑えて絵の具の透明感を活かした表現をするのが目標でした。
 
 
 
20160210_01
 
 
ミルク缶の形に少し歪みが出ていますが、
映り込んだ様子や少しくすんだ金属の質感を良く捉えられていますね。
また、床や壁は少ない手数で的確な表現が出来ています。
壁の方には滲みを使っている反面、床には明確な影を描くことで
距離感が出ていますね。
 
マンゴーも必要最低限の描き込みで、
透明水彩ならではの透明感や瑞々しさが感じられますね。
 
次回作はまっすぐな物をまっすぐに描くのが目標だそうです。
完成が楽しみですね。