李会員さまの鉛筆デッサン

こんにちは。
メッツ銀座絵画教室、金曜日担当の江口です。
風邪がはやっておりますので会員の皆さまお気を付けください。
本日ご紹介するのは銀座校にかよって3月で一年になる
李香子(リ・ヒャンジャ)会員さまのデッサンです。
 
 
 
20160216_01
 
 
メッツのデッサンカリキュラムにのっとってじっくり
リンゴから始めて一年足らずでユリの白を鉛筆のハーフトーンを
微妙に使い分けて表現できているのはとてもキレイだと思います。
ユリも布も白、背景も影もグレー、なかなか違いを出していくのが
むつかしいモチーフだと思います。
ユリは意外と濃く描いても大丈夫だったりします。
机上、背景など全体を意識しはじめたところで
まだレンガが入っている感じなどはレンガの角から机のヘリまでの
グラデーションを鉛筆も固い鉛筆を使って描いてあげるとよいかな?
と思います。
また布も柔らかいんですが、カタチがある。
Hや2Hなどでしっかり筆圧強くしわのカタチ描いてもよいかもしれませんね。
柔らかい、薄いからといってB系の鉛筆だけでは弱々しくなってしまいます。
とはいえ持前のトーンが美しい持ち主の李会員、
デッサンの腕も上がっていますから、この調子で続けて、
また色のついた作品もどんな色がつくんだろう?、と楽しみが増えました
頑張ってくださいね!!