鈴木会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは、土曜日担当講師の小牟田です。
昨年開催された「第16回楽々展」で入賞経験のある
鈴木聡美会員さまの作品をご紹介します。
 
鈴木会員さまの作品作りはモチーフセットから入ります。
ご自分の得意な事、描きたいものが明確にあるので、
モチーフ選びからとても楽しそう。
 
 
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ぜひ部分もご覧下さい。
 
 
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本とリボンテープ
 
 
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ボックスと花の一部
 
 
メインのお花以外にも、本の表紙 レタリング(文字を描くこと)の表現や
ボックスの中のイラストまで、細部に渡って丁寧に描かれています。
細やかな観察とそれを描ききる努力が、高い完成度に繋がっていると思います。
 
次の作品では、画面いっぱい描きたい!とのことでした。
完成作品が楽しみです。

布施会員さまの油絵画ご紹介

こんにちは、金曜日担当の講師の森です。
今回のブログでは布施会員さまの描かれた油絵をご紹介します。
 
 
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布施会員さまは一貫して風景を題材に油絵を描かれています。
この絵の画題になっているのは和歌山県の那智滝と青岸渡寺です。
断崖から流れる滝を背景にそびえ立つ三重塔がドラマティックに描かれていますね。
 
今回は霧がかった景色をどう描くかという点に悩んでいましたが、
一度描いた崖の上から明るい色を塗り重ねて、
見事に霞んだ風景を表現することができました。
緻密に描くだけでなく、このようなちょっと大味なタッチが加わると、
グッと絵が魅力的になってきます。
 
布施会員さまはいつも勉強熱心で、細部にまでこだわりを持って描かれています。
滝あり塔あり桜あり、おまけに霧が立ち込めているという、
盛りだくさんな風景ですが、それらが雑然とせず、
すっきりとまとめ上げられたのは、そういった真面目な制作姿勢の賜物だと思います。
 
 

水墨・彩画企画講習会のご紹介

新宿・火曜日昼、銀座・水、日曜日を担当しております講師の髙村です。
今回は、過日行われました水墨を用いて季節の野菜を描く
講座についてご紹介いたします。
 
 
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水墨は文字通り墨の黒に水を加えて濃淡を加減しながらつけて描いてゆくもので、
一度、紙に筆を付けると引き返せない難しさが有るものの、その効果は
美しくえがたいものがあります。
 
 
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銀座教室、須田会員さまの作例
 
 
単発の企画でしたが頑張っていただきまして野菜3種と、
ざるまで描いていただけました。
はじめは筆の入り方などに苦労されておられましたが、
枚数を描いて始めただ筆の跡だったものを、
物に見せる所まで持って来られました。
 
当日の制作風景をご覧いただきます。
 
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制作中の須田会員さま
 
 
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新宿教室での制作風景 小野田会員さま(手前)、小越会員さま(奥)
 
 
皆さん慣れない道具ながら楽しんで描いておられるご様子でした。
今回の経験を普段の制作にも活かしていただければ幸いです。

井口会員さまの油絵

こんにちは。講師の中田です。
今回は井口会員さまの油彩をご紹介いたします。
 
 
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この作品はオーストリアのハルシュタットを描いたものです。
井口会員さまは最初に様々な色の絵具をキャンバスに塗って下地をつくります。
その下地は最終的に出来上がる画面とは全く異なるものですが、
下の層にある強い色の層が僅かに透けて、複雑な色味を作品に与えてくれています。
比較的強い筆のタッチを残して描くのも井口会員さまの特徴でしょう
細かく時間をかけて描く部分もあれば、ある程度で終わらせなければ
良さがなくなってしまう部分もあります。
そういった加減が大切なのだと思います。
また、絵具を薄塗りしすぎず、しっかり使っているため発色もとても綺麗です。
これからの井口会員さまの作品も楽しみにしております。

小松会員さまの水彩画模写

こんにちは。月曜、土曜担当の三津です。
今回のブログでは水彩表現に取り組まれている小松会員の
作品を紹介させていただきます。
 
紹介する作品は日本画家山口華楊の「あざみ」の模写です。
実際の作品は岩絵具出描かれているのですが、それを異素材で
模写してみるのもとても勉強になります。
それでは実際の作品と比べて見ていきましょう
 
                               
模写の参考作品(日本画)
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小松会員さまの模写しました作品(水彩画)
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モチーフのアザミ自体もとても良く描かれているのですが、
何と言っても今回素晴らしいのは背景の表現です。
水彩で描く場合、これだけ明るい色味の中で深みを出すのは
意外と大変で、水彩でよくここまで色、雰囲気が再現出来たなあと
出来栄えに感心してしまいました。
 
普段から小松会員は幾重にも色を重ねて独特な
水彩表現をなさっているので今回の模写を通して
自身の制作に活かせればと思います。
本当に素敵な作品になっているので大事にしてあげて下さい。
 
お疲れ様でした。

吉田会員さまの油彩画

こんにちは。金曜日担当の講師の森です。
今回は吉田会員の油彩画をご紹介したいと思います。
 
 
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吉田会員は去年の秋に入会され、油彩で描かれています。
この絵でとてもおもしろいところは、
筆の使い方を工夫して、
独特なタッチを生み出しているところです。
しかもそのタッチが重なって、絵具が盛り上がり、
重厚なマチエール(絵の表面の風合い)が出来あがっています。
 間近で見るとこのように厚塗りされています。
 
 
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このような筆触の効果によって、
写真とは違った絵画ならではの味わいが出ています。
特に遠景の、空と木々の部分などは、
そういったタッチが上手い事活かされているところだと思います。
 
この油彩はまだ第1作目です。
これから描いていくにつれて、
より洗練されたタッチになっていくのを楽しみにしています。