角田会員様のデッサン作品ご紹介

メッツ銀座絵画教室水曜日、メッツ絵画教室火曜日、日曜日の指導を担当しております講師の髙村です。
今回は銀座教室へお越しの角田会員様のデッサンをご紹介させて頂きます。
角田様はもう3年ほどデッサンに取り組まれ、たくさんの作品を描かれてこられましたが近作は6号のスケッチブックからステップアップなさり、10号のスケッチブックを用いておられます。
このブログをご覧になられておられます会員様は以前のご経験から、大きな画面でデッサンを制作することの大変さは容易に感じ取られる事と思います。
 
 

10号スケッチブックを使用して制作中の角田会員様
 
 

 
 
当初は本当に習作としてのデッサンにとり組まれていました角田様ですが、すでに一冊のスケッチブックを描き終えられたところで思い入れがおありのクライネットをモチーフとして選択なさいました。
大きなモチーフ故に画面に収めるのを考慮し大きな画面を選らびましたが、これは角田様のデッサンが白黒といえども、豊かな作品として制作なさっていく契機となられた様に思います。
 
 

 
 
一冊の画帖を自作で尚精一杯の学びの精華占める事は大変な努力と、私も感動するところですが、大きな作品で白と黒といういわば制約のある中で、ご観覧のように質感に溢れ豊かな表現に至られたことはお手伝いさせて頂いた私としても悦ばしいことでした。
 
良い作品を拝見し、私もまたよく見、工夫して手を動かすという事の大切さの思いを新たにいたします。
今後の作品も期待しております。