渥美会員さまの油絵画

こんにちは。水曜日、日曜日を担当しています講師の永瀬です。
今回は渥美会員さまの作品をご紹介します。
渥美会員さまは二年ほど前にご入会され、半年間デッサンを経験されたあと、
現在では油彩画を中心に、パステルや鉛筆デッサンも並行して制作されています。
 
今回ご紹介するのは、スペインのアルハンブラ宮殿を主役にした風景油彩画です。
 

渥美会員さまはスペインに行かれた際、日本との空気感の違いを感じられたそうです。
乾燥していて、空の色も違って見えたという、その印象は
今回の作品に鮮やかに表現されていると思います。
 
渥美会員さまの油彩画は、少し擦れさせて下層の色を覗かせるタッチがとても魅力的です。
混色した色味にも魅力があり、そのタッチと相まって、空間感豊かな画面になっています。
 
渥美会員さまの作品には、理論的に考えて描くことと、素直に感覚を表現すことが
とても良いバランスで定着されていると思います。
 
これからもさまざまなモチーフで絵画制作を深く楽しんでいただきたいです。
素敵な作品を楽しみにしております。