クレーン会員様のデッサンのご紹介

こんにちは。火曜日担当の佐々木です。
 
新年あけましておめでとうございます。
外は何時も一ケタの厳しい寒さの気温、でも教室の中はいつも快適です。
 
今回はクレーン会員のデッサンを紹介します。
クレーン会員は昨年の7月に入会されて、まだ半年未満ですが難しいモチーフにも、どんどん挑戦されています。
 

これは計5回(約12時間半)で、最近完成したデッサンです。
 
縄目が説明的になってしまったのが少し残念ですが、束ねてある所と房の所の表情の違いが良く出ています。
トーンもしっとりとした深みのある色を使って、綿布の上に置かれている白いロープの様子が良く表せています。
 
ロープは一見、複雑で難しそうに見えますが、ポイントを押さえれば実は意外と面白いモチーフです。
この場合、束ねている所を円柱に置き換えて立体感を意識し、房の所の上下の位置関係や繋がりが分かる事が重要です。
このデッサンでもその点はしっかり意識されていますね。
 
クレーン会員の次回作が楽しみです。