こんにちは。
メッツ銀座絵画教室、金曜日担当の江口です。
今回はメッツ銀座校、金曜お昼クラスにいらして制作されている
大石貴洋会員のデッサンを紹介いたします。
いつも見事だなあ…と思うのは持前のハイトーンな完成の色調です。
つい3Bの鉛筆ぐりぐりやってしまいたくなるようなところも、
石膏の周りを手でなでているかのようなソフトタッチで
光の空間から石膏像を掘り出しているような
そんな印象を受けます。とにかく柔らかいんです。
目で愛でるかんじでしょうか?
今回はトルソということで、見えない内部の骨や筋肉や力の入り具合も
いろいろ重ねては試して今のところに落ち着きました。
だいぶ人の体内の骨や筋肉の動きを理解できたように思います、
その構造を読み取る一助になったのは面白いことに
窓辺の光の変化で影の付き具合が変わっていくからいろいろ気づけたのかな?
と思います。
1時ごろの光と4時ごろの光って全然違うんですよね。
そのときのコンディションや季節を感じ制作していく時間を
味わっていることがとても印象的です。
完成した作品もステキですが、その過ごし方が時間が
これまたステキですね。
そんな時間をメッツで過ごしていただけると大変うれしいです。