屋外スケッチ会のご報告

こんにちは、講師の堀込です。
少し遅くなってのご報告になりますが、「春の隅田川と永代橋を描く」スケッチ
会の様子をご紹介致します。
春、秋行いますメッツ絵画教室、メッツ銀座絵画教室の会員さま合同での屋外ス
ケッチ会で新宿教室から6名さま、銀座教室から4名さまのご参加を頂き、永瀬
、髙村、私、堀込の3人の講師が現地指導に当たりました。
 
当日は天気に恵まれ暑い日でしたが、隅田川の川風が気持ちよく広々とした場所
で集中してスケッチすることが出来ました。隅田川とスカイツリーが一緒に見え
る側の岸を選ぶ会員さまが多く、いつもは参加会員さまが描くロケーションがあ
ちらこちらとばらけるのですが、今回はまとまって描くロケーションが決まりま
した。描く初めに髙村講師が全体の構図と橋の描き方を失敗の無いようにレクチ
ャーした後、それぞれの会員さまが描き始めました。
 
 
 

 
橋は台形を描いてから曲線を描くと形が安定するという説明を聞いた会員さま達
は、「なるほど!」といった感じでスケッチに取り掛かりました。
 
 
 

 
レクチャー後の描き始めです。右から2人目が髙村講師
 
 
 

 
手前から佐藤会員さまと本橋会員さま。スケッチ会によく参加されるお二人です。
 
 
 

 
銀座教室の新井会員さま(一番手前)はスケッチ初参加で準備万端です。
 
 
 

 
銀座教室の三宅会員さまも初参加ですが、教室で屋外スケッチの練習をされた
そうです。
 
 
 

 
川岸から一段上の通りからの風景を選んで描いた銀座教室の渥美会員さまと
永瀬講師
 
 
 

 
誰よりも永代橋の近くでスケッチなさった銀座教室の芹川会員さま。
 
 
 

 
過去にも永代橋をスケッチした事のある新宿教室の沖野会員さま。余裕が
ありますね。
 
 
 

 
新宿教室の藤崎会員さまは唯一、反対岸からの構図を選び描かれました。
 
 
 

 
細かい作業に集中なさっている新宿教室の長谷川会員さま。
 
 
 

 
新宿教室の彦坂会員さま。
彦坂会員さまは何時も参加なさっておられる時は、まるでアトリエで制作
しているようにスケッチされています。
 
 
 

 
指導中の髙村講師と彦坂会員さま
 
 
 
約4時間弱のスケッチを終えて講評会を開催しました。
 
 

 
 

 
 
今回は同じ構図で描かれた会員さまが多くいましたが、しっかりとそれぞれの
個性が発揮されて見比べる楽しさがある講評会になりました。
 
 
 

 
 
 
それでは完成作品をご紹介致します。
 

 
佐藤会員さま作品
見たままを誠実に描写した作品です。橋の形が美しく全体に安定感があり、しっ
かり完成しています。
 
 
 

 
三宅会員さま作品
初めてのスケッチとは思えないほど軽やかな広がりのある作品です。色感が
豊かですね。
 
 
 

 
新井会員さま作品
新井会員さまも初めてのスケッチでしたが伸び伸びと描いています。橋以外の
クルーズ船やビル群も魅力があります。
 
 
 

 
渥美会員さま作品
手前の木を通して見える永代橋の構図はとてもセンスの良さが感じられます。
丁寧な筆使いで絶妙な質感と奥行きを表現しています。
 
 
 

 
沖野会員さま作品
橋以外に様々な要素が含まれた作品ですが、動きがあるおかげで窮屈に感じません。
春の穏やかな1日が見事に表現されています。
 
 
 

 
芹川会員さま作品
芹川会員さまが注目していたのは橋の土台部分でした。このユニークな視点に他
の会員さま達も驚いていました。味わいのある線が歴史のある橋と合っていますね。
 
 
 

 
長谷川会員さま作品
さわやかな色彩でカラッとした空気が表現されています。橋の道路の土台を丁寧
に描いたことで画面に力強さが出ました。
 
 
 

 
藤崎会員さま作品
橋の青と花の赤のコントラストが効いた作品になりました。奥の大きなビルや
整備された通路を描くことで橋の曲線をより美しく見せています。
 
 
 

 
本橋会員さま作品
橋の曲線に目が惹きつけられます。控えめな色彩の中にもエッジが効いた部分が
あるので主役が引き立っています。
 
 
 

 
彦坂会員さま作品
渋いグレートーンが東京という都会の雰囲気をより醸し出しています。奥の
高速道路を入れたことで奥行きが増し、バランスのとれた画面になりました。
 
 
 
スケッチ終了後は恒例のお疲れさま会です。
今回は川沿いにあるクラフトビールが味わえる素敵なカフェで楽しいひと時を
すごしました。
 

 
 

 
 
 
おいしいクラフトビールと楽しい絵画談議でスケッチの疲れも少し吹き飛んだ
会員さま達でした。
秋にもメッツ絵画教室、メッツ銀座絵画教室合同の屋外スケッチ会開催を予定
しております。是非、多くの会員さまに屋外スケッチの楽しさを享受していた
だければと思います。ご参加ください。

水澤会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは。講師の佐々木です。今回は水澤会員さまが初めて描いた水彩画を   
ご紹介します。
 
 
 

 
 
水澤会員さまは一年間しっかりデッサンをやってこられて今回が初めての水彩   
画でした。やはり一年間頑張ったのでデッサン力が安定していて、物の形が自   
然に表せていますね。色も濁らずに透明感を保って塗ることが出来ているので、  
フェイクのモチーフがとても瑞々しい表情になっていますね。 
 
今回、水澤会員さまにとって水彩絵具を扱うのも初めてだったので、道具の説    
明をして道具の準備の仕方などから始めてもらいました。その一環で、この着   
彩は筆に慣れてもらうために彩色筆のみで仕上げてもらいましたが、細かい所   
も遜色なく描けていますね。
 
水澤会員の次回作がとても楽しみです。
 
 
 

赤いチューリップの水彩画

こんにちは。メッツ銀座絵画教室、月曜担当の高岡です。
今回は、小松会員さまの水彩画をご紹介します。
 
 
 

 
 
モチーフは赤いチューリップです。赤いチューリップの花びらや、葉っぱが
一枚一枚丁寧に描かれていますね。花瓶の透明な部分と色の付いた部分の違
いもよく観察されています。背景は滲みであったりと、沢山の工夫が見られ
ます。小松会員さまの丁寧かつたっぷりと塗り重ねた作業量が画面に反映さ
れ、モチーフの存在感が増しています。 
 
花は生き物ですから、時間が経てば枯れてしまいます。はじめは実際にモチ
ーフを見て、その後モチーフの写真を見ながらの制作も可能です。自然が彩
り鮮やかになるこの季節、お花を観察するのはいかがでしょうか?新しい発
見があるかもしれません。
 
小松会員さまは現在風景を描かれています。どのような景色になるのか、と
ても楽しみです。

企画講習会のご報告

メッツ銀座絵画教室の月曜、土曜の講師を担当している三津です。
今回は前回永瀬講師のご報告に続いて企画講習会『アクリル絵具を使っ
て印象で描く花』の様子をお伝えします。印象で物を捉えるという事は
絵を描く上ではとても重要なことで、言い換えれば大きく物を見ていく
事であったり、空間における明暗を把握するとも言えますね。
 
大きく明暗で捉えるとは何ぞやといった時にピンボケした写真をイメー
ジしていただくと分かりやすいかと思います。ぼんやりと見た時のその
印象をいかに表現するかが今企画のテーマになります。
 
画材は短時間でも対応の効きやすいアクリル絵具を使用しました。で
は会員さまの作品を見ていきましょう。
 
 
 

 
大塩会員さまの作品
 
 
 

 
藤原会員さまの作品
 
 
 

 
小林会員の作品
 
 
 

 
大浦会員さまの作品
 
 
 

 
河浦会員さまの作品
 
 
 

 
小松会員の作品
 
 
 

 
江川会員さまの作品
 
 
 

 
荻野会員の作品
 
 
 

 
斉藤会員さまの作品
 
 
 

 
マクラクラン会員さまの作品
 
 
 

 
安井会員さまの作品
 
 
 

 
草野会員さまの作品
 
 
 
今回の企画ではアクリル絵具を普段よりかなり多めに使って描いて頂き
ました。使う画材も筆以外にローラーや大きめの刷毛、人によってはキ
ッチンペーパーに絵具をつけてスタンプのように画面に付けた方もいら
っしゃいました。小さめの筆を使うとどうしても細部の描写に行きがち
な所を敢えてコントロールの効きにくい画材を使う事で色や明暗を大き
く捉える事に集中出来ていますね。 
 
どの会員さまも普段の作品とは全く違う作品に仕上がりました。この状
況からもっと描写に傾ける事も、もっと抽象表現に近付ける事も可能で
す。印象を捉え、敢えて細部を無視したことにより伸びやかな表現、ア
クリルを多量に使う事により薄塗りでは得られない彩度の高さが得られ
ました。
 
作品の自由度が格段に上がったので指導するのもとても楽しかったです。
今回は有り難い事に参加者多数の為、総評とさせていただきました。
 
ご参加ありがとうございます。

企画講習会のご報告

こんにちは、講師の永瀬です。
今回はメッツ絵画教室、メッツ銀座絵画教室での企画講習会『アクリル絵
具を使って「印象で描く花」』の授業の様子を私と三津講師とで2回にわた
りお伝えします。
 
 
 

 
 
今回は色とりどりの花をモチーフに、アクリル絵具を使って「印象で描く」
企画です。まず印象で描くとはどういうことなのかご説明いたします。普段
の制作では下描きをしっかりして、それをなぞるように丁寧に描いていく方
も多いと思います。今回の企画ではあえて下描きをせず、また細かなコント
ロールの効きづらい刷毛や大きな筆、スポンジ、ローラー等を使って即興的
に描いていきます。ものの大きさや位置も描きながら動かすこともあるでし
ょう。そのような描き方を「印象で描く」と呼ばせていただきました。印象
で描く事で、より積極的に画面や絵具とかかわるきっかけにしていただけれ
ばと思い企画いたしました。またこのような描き方に適している画材として
今回の企画ではアクリル絵具を使用しました。アクリル絵具の乾きやすく、
一度乾いたら溶け出さないという特性をいかして制作していただきました。
 
それではさっそくこの日参加して下さった方々の作品を見てみましょう。
 
 
 

 
やわらかに花の印象を捉えていますね。筆さばきが心地よいです。
 
 
 

 
花の陰の色味もとても発色よくきれいに見えてきます。即興的に描いていな
がら、とても造形的に捉えることができていますね。
 
 
 
講師の参考作品もご紹介します。
 

 
 
今回の企画のような描き方は、慣れるまでが大変ですが、繰り返し練習する
ことで、絵を描く地力が格段に上がります。楽な気持ちで、いっぱい失敗し
ながらどんどん描いていっていただきたいです。

斉藤(恵)会員さまの鉛筆デッサン

こんにちは、メッツ銀座絵画教室土曜日担当の小牟田です。
今回、鉛筆デッサンを描かれています斉藤(恵)会員さまの作品をご紹介し
ます。斉藤さまのデッサンの特徴は、筆圧が少し高めなので、柔らかい鉛筆
(2Bや3B)の滑りがよく、紙との相性もとてもよく感じます。たっぷり
と紙に黒鉛がのると、強さだけではない優しい表現に繋がりますね。
 
 
 

 
 
このコーヒーミルは、全体の色のトーンが似ているため、質感の描き分けが
肝になってくるのですが、これはとても上手くいっていると思います。
枚数を重ねる毎に、濃い鉛筆で作れるハーフトーンの幅が広がってきている
と思うので、今後は薄い鉛筆も同じように使いこなせていけると、より良く
なります!
 
 
 
これは以前の足の石膏を描いた作品です。

 
 
白の幅もあり、反射光の捉え方など、鉛筆表現ならではの豊かさを感じます。
次回の作品も楽しみです!
 
 
 

谷川 将樹 個展

こんにちは、会員皆さまにご案内させていただきます。
メッツ新宿教室の月、金、土曜日で会員皆さまのご指導を
させて頂いております講師の谷川さんの個展のご案内です。
 
 
 

藤峰会員さまのデッサン画

こんにちは。メッツ銀座絵画教室、4月から月曜を担当いたします高岡です。
今回は、入会されて4カ月目になる藤峰会員さまのデッサンをご紹介します。
 
 
 

 
 
こちらは、基本のデッサン2作品目です。ハーフトーンがとても綺麗で、つる
つるとした瓶の質感や透明感が良く表現されていますね。ラベルやコルク、
瓶の色の差も自然に描かれています。
 
 
 

 
 
こちらは、基本の鉛筆デッサン3作品目です。質感の異なる洋梨とレンガが
モチーフです。鉛筆の色がよく画面に乗り、レンガのがさがさとした質感が
よく出ています。洋梨を押したら今にもレンガからころんと落ちてしまいそうな
緊張感がありますね。洋梨がレンガにしっかりと乗っている表現がされている
からこその一面だと思います。
 
作品の枚数を重ねるごとに、モチーフの存在感や力強さが増しているように
感じます。藤峰会員さまの次回作も楽しみです。
 
 
 

中田講師の挨拶

こんにちは。新しく火曜日の講師となった中田です。
メッツ銀座絵画教室は約1年ぶりですのではじめましての方も多いかと
思います。今回は自己紹介もかねて自作の紹介をしたいと思います。

私は、多摩美術大学大学院の油画を修了しました。在学中は具象絵画
一筋で、その頃は表面的に対象にそっくりであるかよりも、
対象の内にある霊的な世界を引き出したいと思っていました。

大学を出てからも制作、発表を続けていく中で自分のテーマや技法も
変化し、絵画を制作するにしても、様々なデジタルメディアを利用する
ようになっています。

これまでの自分の制作と関わってきた人々を考える時、デッサンとは
自分がどのような部分に興味があるのかを確認する作業なのでは
ないかと思います。
そしてそれは絵画教室のように近くに他の人がいることで自分自身の
資質を確認できるのではないでしょうか。本物そっくりに描けることも
一つの資質ですが、どれだけ描いてもそうならないという人は、それは
きっと本人も気づいていない絵の見方、こだわりがあるのだと思います。
現代の絵画は多様です。水彩や油彩、美術館巡りと、楽しみながら
絵画に親しみ、本当の美術の世界の面白さを垣間見ることができる
ところまでご一緒できたら幸いです。
 
 
 

「夏の光」 キャンバスにアクリル・油彩 116.7×116.7cm
 
 
 

「公園の庭」 キャンバスに油彩 90.9×116.7cm
 
 
 

「待ち合わせ場所」 キャンバスに透明水彩 45.5×53.0cm
 
 
 

井口会員さまの油彩画ご紹介

こんにちは講師の佐々木です。
今回のメッツ銀座教室会員さまの作品ご紹介は井口会員の油絵です。
  
  
  

 
 
お孫さんへのプレゼントに描かれたこの作品は、6回の受講、約15時間で完成しました。
サイズはF4号で小さめですが、プレゼントするにはちょうどいい大きさですね。
 
赤ちゃんの表情や肌の滑らかさ、頬のプニプニした様子が、愛情をこめて表現されていて、
見ているこちらまで笑顔になってしまうような素敵な作品ですね。
それだけでなく、色の作り方や筆のタッチも工夫されているので、
写真にはない絵具の魅力も感じられる、まさに絵画的な一枚になっていますね。
 
井口会員にとっては初めての人物画でしたが、形を捉えるデッサン力や
絵具の扱い方に安定感があり、とても完成度の高い作品になりました。
メッツで7年描いてこられて、枚数を重ねる毎に熟達されている井口会員の
次回作がとても楽しみです。
 
 
 

成田会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは、メッツ銀座絵画教室の金曜日、メッツ絵画教室
の水曜日と土曜日を担当しております講師の森です。
 
今回は成田会員の作品を紹介したいと思います。
 
 
 

 
 
成田会員はご自身が飼われているワンちゃんを透明水彩で描
きました。昨年の夏から透明水彩で描き始め、約半年、だい
ぶ絵具の扱いに慣れてきたように感じます。特にこの作品で
は思い入れのある愛犬をモデルにしたので、普段の絵よりも
一層熱心に、細部までこだわって描けたと思います。
 
見て下さい、顔の描写の緻密さを!
 
 
 

 
 
作者の情念を感じます。背景や床の色は少し迷いながら塗り
ましたが、最終的に愛犬とマッチした素敵な色調になったと
思います。(なお、写真の取り方が悪くて、床の水平線が歪
んでるように見えますが、実際はちゃんとまっすぐになって
ます)
ご本人も満足のいく仕上がりになったので、思い出に残る一
枚になったのではないでしょうか。
 
 
 

 
こちらは制作中の成田会員です。普段は動き回る動物も、写
真を見ながら描くとじっくり描き込めるので、ペットを飼わ
れている方は挑戦してみると良いと思います。