永仮会員さまの油彩画作品ご紹介

こんにちは、メッツ銀座絵画教室、講師の永瀬です。
今回は永仮会員さまの油彩画をご紹介します。
 
 
 

 
 
今回の静物画のモチーフは、ピエロのオブジェ、ビー玉、葡萄、
そして背面からテーブルにストライプの布が掛っています。
それぞれのモチーフの量感や質感が丁寧に描かれていますね。
また布の陰影をしっかり追っているので物どうしの位置関係や、
隙間の空間も感じられます。そして画面全体の明暗はよく整理され、
色調は抑制が効いて、清潔感のある美しい画面になっていると思います。
 
丁寧な観察と描画で素敵な作品になりましたね。
次回作も楽しみにしております。
 
 
 

千葉会員さまの油彩画ご紹介

メッツ銀座絵画教室の水曜日、日曜日、メッツ絵画教室新宿校の
火曜日を担当しております講師の髙村です。
今回は、千葉会員さまの油彩画作品をご紹介致します。
 

 
 
千葉会員さまは、近作では写真をもとにして風景を描かれておられましたが、
今作の千葉さまは、直にモチーフと対峙する静物画に取り組まれました。
写真を基に絵の作品を描くのは、すでに二次元に定着された画像として
絵に仕立てる際、形態を把握することが容易に感じられる事が多いと
おもいます。反面、フィルムやデジタル写真の場合、撮像素子の限界が
あることなどから暗部の様子をとらえることが難しい事が多く、
色彩において、その影響は顕著であといえるでしょう。
その点、モチーフを実際に前に置いて観察しつつ描くと、写真よりも
多くの事柄が感じられるはずです。反面、良く見えるという事は能動的に
画面における各々の対象の表現をいわば交通整理しなければ、各部の
強さがばらばらに主張してしまうという事が起こります。
これはデッサンを描く場合日向と日陰という語で良く感じる事ではないで
しょうか。油絵においても同様な事が課題となる事があり、絵具を場所に
よって厚さを変えてみたり、鮮やかさを変えてみたり描き込みの精度を
変えて見たりします。
 
 
 

 
制作中の千葉会員さま
 
 
千葉会員さまは、作画中に感じられる見え方の変化を、ご苦労なさりながらも楽しま
れておいでだったように感じます。
 
これからもご自身の制作を深めていって頂きたいと感じました。
 
 
 

小林会員さまの作品ご紹介

こんにちは、メッツ銀座絵画教室の土曜日、メッツ絵画教室
木曜日担当の講師の小牟田です。
2018年メッツ銀座絵画教室会員さまのご紹介作品のトップは、
木炭デッサンを続けられている小林晶子会員さまの作品です。
 
そもそも木炭は、細い枝を炭化させたもので、古くから描画道具として
使用されている画材の一つです。
木炭紙という専用の紙を使って描きます。鉛筆よりも、
広い範囲を一度に塗る事ができ、「形」や「面」を捉える感覚を
学ぶのにお薦めの画材でもあります。
 
今回ご紹介する作品は、古典的な描画材料を用いながら描いた、
アメリカのロックバンド「BON JOVI」のボーカルJon Bon Jovi
(ジョン・ボン・ジョビ)のポートレートです。
 
 
 

 
 
小林会員さまはこれまで様々なモチーフを木炭でデッサンをしてきて
いらっしゃいます。「人物の顔を描きたい」というところから、
好きなミュージシャンのポートレートを描くことになりました。
有名人のポートレートは描いていても楽しいし、デッサン技術も学べて
一石二鳥ですね。顔の表情や角度も写真資料ならではです。
 
 
 

 
 
制作中の小林会員さま。何度も修正を重ねて絵に深みを
与えています。実はこれ、二枚目の作品。
難易度の高い角度から良く描けています。
 
 
 

 
 
左が一枚目です。完成度が上がっているのがよく分かります。
これからの作品も楽しみです。
 
 
 

2018年校長ご挨拶


 

メッツ絵画教室、メッツ銀座絵画教室会員の皆さま
新年、あけましておめでとうございます。
今年も、会員皆さまの作品制作のお手伝いを
講師一同、楽しくさせていただきます。
宜しくお願いします。
 
平成30年 元旦
メッツ絵画教室、メッツ銀座絵画教室
校長 高岡 徹

 
 
 

企画講習会のご報告

こんにちは、土曜月曜を担当している三津です。
今日はメッツ銀座絵画教室2017年での最終企画講習会、
『ドライブラシで風景を描こう』の授業風景をご紹介いたします。
 
今回の企画では参加いただきました皆様にワイエスの模写を通して
透明水彩によるドライブラシ技法の体験をしていただきました。
 
 
 

 
ドライブラシ技法は馴染みの無い方も多いと思いますが要は水の使用を
極力抑えてがさついた表情で描く技法です。
作業の流れとしてモチーフを描写するのを最後の方に回して前半は徹底して
明暗の流れと絵具の表情作りに時間を割きました。
 
参加された会員さんからはモチーフになかなか手を入れられないのでじれったい、
これで時間内に終わるのかと不安や戸惑いもあったのですが結果、
皆様完成度の高い作品にすることが出来ました。
では作品を紹介していきます。
 
 
 

 
こちら田中会員の作品
 
草むらの中にちらちらと見える鮮やかな赤味が綺麗ですね。田中会員
も途中不安を感じていらしたようですがバケツを描き入れていく段階
でこれまで絵具にしか見えなかった物が空間にすり替わって行くのに
驚かれていました。
 
メッツ銀座絵画教室では2018年も会員皆さまにより楽しんでい
ただけます絵画に関しての企画講習会を開催してまいります。
 
 
 

 
荻野会員の作品です。
 
実際の作品より可愛らしい色合いで描かれています。近しい色味を何
度もかさねることでパステルで描いたような複雑な色味が表現されて
います。影の中にも色味が感じられる優しい絵に仕上がりました。欲
を言えばバケツの描き込みがもう一段階進むともっと強い絵になった
とは思います。
 
 
 

 
江川会員の作品です。
 
画像では少し伝わりにくいかもしれませんが丁寧に重ねられた筆跡が
集積している様子がとても綺麗です。江川会員はこれまで仕事を急ぎ
過ぎて絵具の表情を潰してしまう傾向があったのですが、最近急速に
仕事が繊細になってきていて、今回もその成長を感じられる作品にな
っています。
 
 
 

 
マックラクラン会員の作品です。
 
暗い色調の中でドライブラシを重ねる事で下地の色が見え隠れしてい
る様が自然と草むらに見えてきています。色々なモチーフを絵具の現
象、重ね方によってそれらしく見立てる事を覚えると画面全体を説明
的に描写する必要が無くなり、より豊かな絵画表現に近づけます。今
回の企画でその一端を感じられれば良かったなと思います。
 
 
 

 
小松会員の作品
 
オーカー系から茶系の絵具を軸に描かれている事で落ち着いた雰囲気
の仕上がりになりました。色味を抑える事で静けさや自制的な印象を
感じられます。普段の制作でも作為的に色味を絞ってみても面白い表
現が出来るかもしれませんね。
 
 
 

 
斎藤会員の作品です。
 
下地の色味と上に加筆された色味の相性がとてもいいです。絵を描く
上で下の色味と上に乗せる絵具の反応を選ぶ事はとても重要です。画
面に乗せる段階でその色が画面にはまっているか、外れているかを常
に確認出来ると格段に仕上がりは良くなります。今回の作品はそこの
反応が非常に良いので、普段の制作でもそこに注視出来ると良いです
ね。
 
 
 

 
こちらは藤波会員の作品
 
藤波会員は普段アクリルガッシュで制作されているので今回の企画で
もガッシュで制作しました。ガッシュは透明水彩に比べると不透明性
が強く、下の絵具の塗布力が優れています。そのため色の発色が強く
力強い作品に仕上がりました。途中絵具のコントロールがうまくいか
ず、苦労されていましたが、仕上がりは苦労を感じさせない完成度の
高い物になりました。
 
 
 
今回の企画では作品が完成するまでの流れの中でで部分であるモチー
フの描写に頼ることなく画面全体の色や明度の流れ、絵具の質感によ
る物の見立て方など普段の制作に直結する事柄が多少経験出来たよう
に思います。
 
バケツや後方の家屋を描いた時点で一気に全体が空間にすり変わるの
で、何人かの会員さんが魔法みたいと仰っていました。この企画では
ワイエスの作品の模写を通して作業工程を確認していきましたが、作
家ごとに色々な工程で画面に魔法をかけていくのだと思います。
 
絵を描く上で作業工程(絵具を塗り重ねる順番)を組み立てる事がいか
に大切かが伝わっていれば嬉しいです。
 
お疲れさまでした。
 
 

田中会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは。
メッツ銀座教室の金曜日、メッツ絵画教室の木曜日、土曜日を             
担当しております講師の森です。
今回は田中会員さまの水彩画を紹介します。
 
 
 

 
 
田中会員は旅行で訪れたクロアチアのドブロブニクの街の風景を
水彩で描きました。
アドリア海の青い海とオレンジ色の瓦屋根が綺麗ですね!
この風景は現地の城壁の窓から眺めた景色だそうです。
画面を縁取るように塗られた暗い色は、
石でできた城壁の内部を表現しています。
微妙な濃淡をつけて描かれていて、ゴツゴツした石の感じがよく出ています。
 
 
 
もう一点、田中会員の水彩画を紹介します。
 
 

 
 
こちらもドブロブニクの街の絵で、
現地を描いた画家の作品の模写です。
模写とはいえ、屋根の瓦が規則的に並んでいる様子や、
小さく描かれた鳥の描写など、
なかなか仕上げるのに苦労する絵だったと思います。
それらの難しいところも粘り強く描き、完成させていますね。
さらにこの絵は建物の白っぽい色に対して
背景の林の緑色や海の青色、瓦の陰の色などが暗く描かれていて、
強烈なコントラスト(明暗対比)をつくっているのも特徴です。
その点も思い切って色を濃く塗り、
青い海を背景に白い塔がくっきりと浮かび上がっている様子を
模写できています。
 
これら2点の瓦屋根の描写や明暗のコントラストの付け方を経て、
最近の田中さんの絵はよりくっきりと細密になってきていると思います。
まだまだ描きたい絵がたくさんあるとおっしゃっていましたので、
どんどん描きましょう!!
 
 
 

奥寺会員さまの「バラ」デッサン画ご紹介

こんにちは、メッツ銀座教室の土曜日、メッツ絵画教室の
木曜日担当の小牟田です。
今回ご紹介するのは、奥寺君恵会員さまの鉛筆デッサンです。
 
 
 

 
 
この作品は黄色・ピンク2種類と3本とも異なった色のバラを
描きました。
しっかりとモチーフの形・質感・色を目で追いながら描いているため、
淡く繊細な色分けが表現することができています。
奥寺会員さまの作品はハーフトーンの美しさが特徴的ですが、
その魅力の中に「鉛筆のタッチ」も含まれているように思います。
というのも、色味とタッチ(筆跡)がそれぞれの微妙な色分けが
きちんと捉えられているからです。
 
 
 

現在、石膏の右手モチーフに挑戦しています。色味だけでなく、形への意識を集中さ
せて描いています。これも、仕上がりが楽しみです。

高瀬会員さまのデッサン画

こんにちは講師の佐々木です。
今回は今年の6月に入会されて月2回のペースで通われている、髙瀬会員さまの
4枚目の鉛筆デッサンをご紹介します。初心者の会員さまはまず絵画の基本中の
基本で有りますデッサンから始めて頂きますので、このブログの前回での作品
ご紹介もオウム貝を描いていただきました会員さまの作品で、続けて2回の
オウム貝のデッサン画ご紹介となりました。
 
 
 

 
 
オウム貝のデッサンは描かれた方も多いと思います。
この作品は3回の受講で完成しました。
 
貝の繊細な硬さと白さがとても良く表現出来ていますね。
その繊細なトーンの中でも大きい形のボリュームはしっかり描き表すことが
出来ていて、これが4枚目とは思えない完成度になっています。
 
回を重ねるごとに完成度が増している髙瀬会員さまの次回作がとても楽しみです。

中島会員さまの「鉛筆デッサン画」

こんにちは。
金曜日担当の講師の森です。
今回は中島会員さまのデッサン画をご紹介します。
 
 
 

 
 
中島会員は今年の8月に入会した会員さまで、3枚目のデッサンとして
このオーム貝を描きました。
まだ3枚目というのに、しっかりとポイントを押さえていると思います。
縞模様の細かな描写や、空洞になっている部分の暗がり、光沢感や影の付けかたなど、
それぞれ難しいところですが、じっくり描き切っていると思います。
 
中島会員はパステル画コースをご志望なので、もうすぐパステルに移行します。
鉛筆デッサンのときに着目した、モチーフの陰影のつき方や質感の違いなどといった
点は他の画材で描く時も重要なところなので、今のうちにしっかり観察しておきましょう。
着実にデッサン力がついているので、今後もうまく行くと思います。
 
 
 

2017メッツ絵画教室講師作品展

2017年メッツ絵画教室/メッツ銀座絵画教室で皆さまのご指導に
あたっております高岡校長先生以下10名の講師皆さんの作品展が、
10月30日~11月4日まで、銀座1丁目並木通りの
ギャラリー杉野で開催しました。
多数の会員の皆さまにご観覧頂きありがとうございました。
ご都合がつかず、ご観覧いただけませんでした会員さまにも、
講師の作品をこの場を使用しご紹介させていただきます。
 
 
 

 
題名 「遺蹟」 油彩画
高岡 徹 校長先生作品
 
 
 

 
題名 左「膜」 中「髪を触る」 右「視点」 3点油彩画
永瀬 武志 講師作品
 
 
 

 
題名 左「little landscape」 右「次に来る夜に」 2点日本画
森 聡 講師作品
 
 
 

 
題名 左「眩暈」 右「別れ道」 油彩画
中田 拓法 講師作品
 
 
 

 
題名 左「Silent 2」 右「Silent 3」 2点油彩画
堀込 幸枝 講師作品
 
 
 

 
題名 左 sinistra-nerau- 中 vecchio 右 ritratto 3点オリジナル技法
佐々木 ひろゆき 講師
 
 
 

 
題名 左から「歩」「寄り添う」「悠」「月の灯」4点日本画
谷川 将樹 講師作品
 
 
 

 
題名 左「無題」中「無題」右「無題」 3点油彩画
三津 繁郎 講師作品
 
 
 

 
題名 「入眠のための画学」 水彩画
髙村 健志 講師作品
 
 
 

 
月の夜の対話 日本画

 
Walk All The Way Long 日本画
稲垣 晴子 講師作品(上下2点)
 
 
 

 
題名 左「Sheep Ear」 中「Dandelion」 右「Pipe and Leaf」 3点アクリル画
小牟田 真木子 講師作品