藤原(め)会員さまの油彩画ご紹介

こんにちは、土曜日担当の小牟田です。
今回は藤原めぐみ会員さまの油絵をご紹介します。
 
セッティングされているモチーフは、春らしい雰囲気。
いまの季節に完成させて、部屋に飾るのにはぴったりの作品になりました。
描き始めは沢山の色を使って、下書きの形(モチーフの形)に囚われない
カラフルな下地を作って行きました。
藤原会員さまにとって、この方法で描き進めるのは初めての試みだそうです。
下地の色を効果的に残しながら、モチーフ本来の固有色をしっかりと
描く事ができ、次回作に続く描き方を習得していただけたかと思います。
また最後には、「艶びき」という方法で作品に艶を与えました。
 
 

 
艶びきの様子
 
 
受講回数16回と、しっかりと時間をかけて作品に向き合った結果
とても軽やかな作品が完成しました。
 
 

 
 
完成作品です!
みなさまも、いつもと違う描きだしに挑戦してみてはいかがでしょうか?

関根会員さま作品ご紹介

こんにちは、月曜、土曜担当の三津です。
今回のブログでは昨年の9月から描き始めて、7か月かけて今日完成した
関根会員さまの作品を紹介させていただきます。
 
 

 
 
飼っていたウサギと好きな映画の一場面の風景を組み合わせて描かれた作品です。
兎の毛並みや草花の細部までしっかりと丹念に描き込まれていて、
作者の愛情が伝わってきますね。
力作です。
 
風景資料とモチーフ(今回はウサギ)を組み合わせる場合、
モチーフと風景がちぐはぐに見えてしまう事が多々あるのですが、
反射光に草の緑を入れ込むことや、後景の山肌、石塀の中に
モチーフと同系色の色味を使うことで違和感なく
その空間にモチーフが納まって見えます。
時間はかかりましたが、そうしないと出てこない密度や色味が
獲得出来ていると思います。
 
とても良い作品なので大事にしてあげて下さいね。

平野会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは、講師の佐々木です。
今回は平野会員の水彩画を紹介します。
 
 

 
 
この作品は8回の受講で完成しました。
ガラスの描写を透明水彩ならではの発色を活かして、
とても繊細に描かれているので、
ガラスの透明感や質感が良く表現出来ていますね。
そして、メインのガラス以外のモチーフは適度な描き込みに抑えているので、
ガラス器の存在感が際だっています。
 
今回のモチーフでは床と壁に同じ白い布をたらすようにしているので、
その描き分けが難しかったと思いますが、次回の課題としては、
床と壁の違いがもう少し出せると良いですね。
 
平野会員の次回作がとても楽しみです。

谷野会員さまの作品紹介

こんにちは、メッツ銀座絵画教室講師の永瀬です。
今回は谷野会員さまの油彩画をご紹介します。
 
 

 
 
谷野会員さまはメッツ銀座絵画教室で2年半じっくりデッサンを経験され、
今回はじめて油絵に挑戦されています。
この作品はまだ制作途中ですがこれまでのデッサンのご経験が生かされ、
きれいに陰影や奥行きが表現出来つつあります。
ご本人は油絵という素材に戸惑いや苦労があるそうですが、
同時に楽しさや充実感も感じていらっしゃるとのことです。
 
このあともじっくり完成に向かって楽しんでいきましょう!

屋外写生会『夢の島熱帯植物館』

こんにちは、新宿校の水曜日、木曜日担当講師の中田です。
夢の島熱帯植物館でのスケッチ会行いました。                   
一緒に指導にあたりましたのは小牟田講師(新宿校木曜日、銀座土曜日担当)です。
 
 
最寄の新木場駅に集合し、歩いて植物館へ。
 

 
外は真冬ですが、中は熱帯です。
といってもそこまで暑いわけではなく、春のちょうど良い暖かさという感じでしょうか。
人によっては上着をロッカーにしまってスケッチ開始です。
 
 

写生中
 
 

写生中
 
 

写生中
 
 
皆さん、館内中を歩き回りとても興味深そうにスケッチをしていました。
 
今回は一つの場所に立ち止まって描くのもありですが、
ある程度短いい時間で、時間内に数枚描いてもらいその過程で、
風景全体が描きたいのか、また、植物をクローズアップか、
色は着けるのかどうかなど、自分が絵を描く上で、
どのような部分に興味があるのかに気づくきっかけにできたら良いと思っておりました。
 
 

写生中
 
 

 
落ち着いて描きたい時や、疲れた時はベンチもありますので
ここでじっくり仕上げるのも良いですね。
 
 


 
小牟田講師がスケッチのアドバイス。
 
 

 
休憩時間も絵について盛り上がっていました。
 
 

御自身が描いた絵の説明
 
 

 
 

 
 

 
お昼休憩を挟んで、講評です。一人ずつコメントをもらってから
作品を見ていきました。
 
 

 
志水会員さま。
熱帯に生える独特の竹に興味を惹かれたようです。
興味を持った場所を粘り強く追いかける姿勢は見事で、
しっかり特徴を捉えています。
いつか教室でもじっくり描いてみてはいかがでしょうか。
 
 

 
竹尾会員さま。
墨で描いた作品です。薄塗りや濃塗り。筆のタッチと硬質な線描。
様々なテクニックを駆使して自分の視点で見た植物館を表現できています。
おもしろい世界観です。


 
大澤会員さま。
黒地に彩色しているためか、緑の発色がとてもきれいです。
植物の種類の描き分けもとてもすばらしく、
南国の暑さまで感じられるかのような空気感を作り上げています。
 
 

 
上田会員さま。
植物館の天井の方に注目して、鉛筆で描き込んでいった作品です。
この絵は作者の視点がすごく良く分かり、
植物館のスケール感が見事に表現できています。
 
 

 
高木会員さま。
モチーフとなった植物の特徴をしっかり捉え、強い色彩で簡潔に描いてます。
そのため余白と描いた部分に差が生まれ、その差がとても魅力的なリズムとなっています。
 
 

 
斉藤会員さま。
花だけをクローズアップしています。白い花自体の描写はもちろん、
それを囲む色とその形がとても効果的で、全体的に絶妙な構図となっております。
 
 

 
吉田会員さま。
この作品も構図がすばらしいです。画面内のどこにモチーフを
描くか、そして線、色の塗り方。そういったものがうまく調和して、
この絵になっているのだと思います。
 
 

 
マリアンスキー会員さま。
色使いが綺麗で、絵に引き込まれます。なにより絵の設定が興味く、
まるで物語があるかのように見えて、想像が膨らみます。
 
 

 
赤崎会員さま。
様々な場所でモチーフをクローズアップしたり、
輪郭を選別しながらできるスケッチは独特の統一感を持ち、
作者の視点を感じられる楽しさがあります。
 
 

 
橋村会員さま。
色を塗っている部分と塗っていない部分がよく響きあっています。
完成度も高く、これを元に油絵などにしたらとても面白そうです。
 
 

 
白井会員さま。
個別の植物の特徴を記しながら、それぞれが独立しているわけではなく
画面全体で一枚の絵になる面白さがあります。
鉛筆と色鉛筆の使い分けにもセンスが光ります。
 
 

 
講評が終わり、最後に全員で記念撮影。
 

今回は午前10時に集合して、お昼休憩を挟んで15時終了です。   
この後は、駅の近くのカフェで一休みして解散しました。
皆様絵を描くことはもちろん、なにより熱帯植物館という場所を
楽しみながら過ごせたのではないでしょうか。
出来たスケッチも全員が全く方向性が異なり面白かったです。
一枚の絵に長時間かけて制作するだけでは見えてこなかったものがあると思います。 
これからの教室での制作のヒントにしていただけたら幸いです。