清水会員さまの石膏デッサンと水彩画

こんにちは、金曜日担当の講師の森です。
今回は清水会員の描かれた石膏デッサンと水彩画をご紹介します。
 
 

 
清水会員さまは普段水彩画を描かれていますが、
人物画に興味があるということで、
人物の顔だけの石膏をモチーフにしてデッサンをしました。
この石膏像は顔の形を単純化したもので、
本来なめらかな頬や額のような部分でも、実は光を受けたときに
大きく陰影の強弱がつくことが分かったりして、
人体の構造を勉強するのに適しています。
 
清水会員さまも、頬やヒゲの陰の強さがどのくらいなのか、
相当粘り強く描き込み、しっかりと完成させました。
 
左から光が当たり、右側が暗くなっている様子が矛盾なく描けています。
貫禄もあります。
 
 

 
この石膏のあとに描いたのが、人形をモチーフにした水彩画です。
 
墨を薄く塗って、普段よりも陰影の濃い
おちついた雰囲気の絵になりました。
実はこれ以前にも人形の顔を水彩で描いたことがあるのですが、
そのときよりも顔の形や髪の毛の形などが
しっかりと描き込まれています。
石膏像で粘り強く描き続けた成果が出ているのかもしれません。
 
すでにかなり上手く描ける方なのですが、
もっと上達する予感がします。
 
期待しています!

高田会員さまのデッサン作品

こんにちは、月曜、土曜担当講師の三津です。
 
今回のブログでは去年の11月に入会された高田会員さまの作品を
一枚目から順を追って紹介させていただきます。
 
 

 
こちらが記念すべき1枚目の作品です。
一枚目としては大変良く描けていると思います。
モチーフをしっかりと観察しているのも伝わってきます。
ただ、鉛筆の筆圧の調整がまだ弱い事で、モチーフごとの
色の違いが少し分かり辛くなっています。
 
 

 
2枚目は紙風船を描きました。
 
紙特有の皺をしっかり描き込むことでしっかりと密度を
感じさせるデッサンになっています。
暗さの幅がもう一段増やせると遠目にも強い作品になってきます。
 
 

 
3枚目です。
 
上記2作品で表現しきれていなかった白から黒までの幅、
モチーフの固有色の描き分けが出来るようになってきました。
白黒で描いていても実際のモチーフの色味が想像できる
作品に仕上がっています。
 
 

 
4枚目、
筆圧のコントロールにも慣れてきて濃淡の幅が広がってきましたね。
特に白からハーフトーンの淡い中での描き分けが秀逸です。
 
 

 
5枚目、ヤカンです。
金属の映り込み部分を描き込みつつ
大きな形態感も同時に表現しなければならないので難易度の高い
モチーフですが破綻することなく描ききることが出来ています。
映り込み部分を抑えの利いたグレートーンで描くことで
取っ手などの暗さと差別化ができています。
 
 

 
そして今日描きあがった6枚目です。
 
光を感じさせる良い作品ですね。
白いゆりを白く描くのは意外に難しく、白さの幅を出しつつ
要所要所にしっかりとした暗さを挿していかないといけません。
ガラスの表現や暗いトーンで描かれた葉や茎の描写もユリの白さを
助長してくれています。
 
順を追って並べて見ると明確に成長が感じられますね。
これからも楽しみながら制作していきましょう

斉藤会員さまの油彩画ご紹介

こんにちは。講師の中田です。
今回は斉藤会員さまの油彩をご紹介します。
 
 
20170313_01
 
 
斉藤会員さまは建物などの人工物が全くない自然を描くのは初めてかと思います。
直線的な部分がなく、場所によっては明確な色の差もあまりない風景はとても難しく
静物をデッサンで描いてきた所からの一つの関門といえるでしょう。
そのような難しい題材ですが、この作品は青や緑がとても綺麗で、
まるで現実の風景ではないかのような幻想的な雰囲気を持っています。
茶や黄土色を多く使えばもっと簡単に質感を出せる部分はあるとは思いますが、
それではこの世界観を出すことはできなかったでしょう。
色数が絞られているからこその美しさがあります。
ある程度絵が出来てきてから、さらに追求していく姿勢も素晴らしく、
斉藤会員さまの今後の作品が楽しみです。

峯会員さまの油彩画のご紹介

こんにちは講師の佐々木です。
今回は峯会員の油絵を紹介します。
 
 
20170301_01
 
 
この作品は9回の受講で完成しました。
大胆で力強い筆のタッチと画面を構成している色面が魅力的な作品です。
峯会員はご自宅でも油絵を制作されていて、そちらでは抽象的な
作品を描かれているそうです。
その抽象的な表現の取り組みが、この作品にも活かされていて、
画面構成の大胆さに表れています。
 
峯会員は油絵を描き始めて3年になるので、道具にも慣れてきて、
スタンダードに描くだけではない表現の面でも厚みが出てきているので、
これからの作品がとても楽しみです。

太田会員さまのデッサンのご紹介

こんにちは。メッツ銀座絵画教室講師の永瀬です。
今回は太田会員さまのデッサンをご紹介します。
 
太田会員さまはメッツ銀座絵画教室で4年近くデッサンを
経験してきました。
基礎的なモチーフをひととおり経験し、十分にデッサン力を
身に付けられました。
そして今回は持参したフィギアをモチーフに描かれました。
 
 
20170228_01
 
 
克明な描写と美しいトーンが冴えわたっています。
現代的なモチーフとアカデミックなデッサン観が見事に結合して
完成度の高い一枚になっていますね。
 
太田会員さまは今回趣味性の強いモチーフをしっかりと描ききりました。
これは基礎の練習だけでは得られない、よい経験だと思います。
今後は人物画制作に興味があるそうです。
これからも楽しみながら上達していっていただきたいです。
次回作も楽しみにしております。