若井会員さまの作品紹介

こんにちは。メッツ銀座絵画教室講師の永瀬です。
今回は若井会員さまの油彩画をご紹介します。
 
20151223_01
 
背景からテーブルに柄布を敷き、
木彫りの仔馬と貝殻、ガラスの花器に薔薇を挿した静物画です。
若井会員さまはたくさんの時間をかけて、この作品を制作されました。
とても美しい、写実的な表現の作品になりましたね。
それぞれのモチ-フは瑞々しくきらめき、
静謐な空気感までも感じさせてくれます。
制作自体はしんどい場面や時間帯もあったと思いますが、
若井会員さまの空間認識や美意識を見事に作品化出来ていると思います。
大作をお疲れさまでした!
次回作も楽しみにしております。

水彩技法

夕焼けの描き方
 
会員の皆さま今日は。木曜日を担当しております講師の馬場です。
今回は7ッのステップに分けて水彩画による
夕焼けの表現をご紹介させて頂きます。
 
 
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鉛筆HBを使用した大まかな下描です。
 
 
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太陽を白く塗り残して全体的にイエローをたっぷり塗ります。
この場合、山に色がはみ出しても構いません。
但し、色水がたまっている所は筆先で吸い取ります。

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全体に塗ったイエローが乾燥しないうちに、オレンジ、レッド、パープルの
順ににじませてゆきます。
 
 
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最も東遠の山から加筆、オレンジやレッドなどの暖色をセピア(山の色)と
混色することで空と調和します。
 
 
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さらに手前の暗い山を加筆。
近景になるにつれて徐々に暗く(濃く)します。
 
 
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手前の森をかなり濃く作った絵具で加筆します。
暗い調子が加わることで太陽が輝いて見えてきます。
 
 
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逆光の雰囲気を円室する為、手前の方を暗く描き込んで仕上げます・
完成です。
 
 

水墨画の落款

新宿校火曜日昼、銀座校日曜日、朝、昼、水曜日朝、昼クラスを  
担当しております髙村です。
今回の企画授業「年賀はがき用に来年の干支猿を描きましょう」に絡めて、
印のお話をさせていただきます。
墨を使った作品に捺された印をご覧になられた方は多いと思います。
多くは作家の名の下に捺される落款というものを
ご覧になられていることと思いますが、今回は年賀のはがきと言う事で、
新年を言祝ぐ文言の印を作る過程について紹介いたします。
文言の選定は様々ですが今回は、天下全てに春が訪れたという意の
「四海春」と言う言葉を彫ってみたいと思います。
 
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大きさ2センチに満たない自然石を選びました。
 
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五體字類と言う字典で書体を拾っていきます。
異なる時代の書体を混ぜないように注意をしています。
 
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印面の文字を配しています。
 
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石に印稿を移してゆきます。私は印稿を半紙に大きく作りそれを裏返してそれを見ながら
面相筆で写すことが多いです。ここでの上下の行間詰めてください
印稿を実物大で作りそれをカーボン紙で転写される方もいます。
  
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どんどん彫って行きます。
 
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一通り彫りあがった所です。すぐに捺したくなる所ですが、
ここで捺してしまうと印面の仕上がりは印影を見る事が出来るので分かるのですが、
印面にできた谷に朱が入って検討しづらいので、
私は写真のように硯の岡に薄く墨を置き人さし指の腹を擦って
墨をつけ力を抜いて印面をたたきます。
すると彫りそこなった場所などがはっきりしますので補刀を行ってゆきます。
 
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いちど印を捺してみて印影を確かめ更に補刀を行い、
カケと呼ばれる古印の趣を作って行きます。
印刀の尻で周囲を叩いている所です。
 
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仕上がりました。
途中失敗もありましたがなんとか彫りあげました。
同じ要領で彫ったものが下の印です。
 
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長生福
この二つの印はこの企画を受講された方に 
お貸しできるようにしたいと思います。
ご希望の方はお申し出ください。
新宿校と銀座校がありますので行き来にお時間頂戴すると思います。
ご容赦下さい。