「黒い画用紙に白色で描く」

7月に企画講習「黒い画用紙に白色で描く」を開催し、銀座校は34名の会員さまが参加してくださいました。完成度の高い作品が並びましたので制作風景を合わせ、会員さまの作品をご紹介いたします。
火曜日は朝3名、夜2名、合計5名が参加されました。
 

まず初めに白いモチーフを選んでもらうところから始めます。
講師と相談しながら会員さまのレベルに合ったモチーフを決め、制作スタートです。
 

黒い画用紙の上から大まかに大きさや形を決めたら、明るい部分にホワイトパステルを摺り込んでいきます。
 

影の部分は画用紙の色を生かさなければならないので白くならないよう注意が必要です。
粉の分量を指や綿棒で摺り込みながら調整しグラデーションをつくります。細かい部分はペンシルタイプのコンテと練りゴム、プラスティック消しゴムで描き込んでいきます。
 

 

 

みなさん最初は慣れない様子でしたが、楽しく制作出来た様子で鉛筆デッサンよりも楽しいとの声もありました。
 

夜は2名の会員さまが参加され、難易度の高いモチーフを選ばれました。
 

 

2時間でも完成度が高く、良い作品が並びました。
パステルは指を主に使うので同じ道具を使っても色味が違って見えますね。
 
水曜日は昼2名の方が参加されました。

 

 

2点とも、画用紙の黒色を最大限に生かされているので無駄な手数がなく画面がすっきり見えますね。
 

水曜日はモチーフ台に紺布を敷いたのでモチーフが見易かったかと思います。
 
木曜日は昼10名が参加されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講評会ではバラエティー豊かなモチーフが並びました。
白黒逆転の発想を上手にこなしている方、パステルの粉の特性をよく活かせている方、空間までも表せている方など様々でした。
 
土曜日は朝7名、昼8名、合計15名が参加されました。

土曜日の会員さま達はこの企画授業を楽しみにしてくださる方が多く、みなさま積極的に難しいモチーフを選ばれました。
 

 

 

 

 

 

 

 

この回では難しいモチーフを選ばれた方が多かったので翌週も続けて制作される方が多かったです。
初めて石膏を描いた会員さまは何度も形を修正されて完成しました。
 

昼間は8名の会員さまが参加されました。
 

普段土曜日に来られない方も企画の為に来校されました。企画のことを知らなかった会員さまも声を掛けると「やってみたい」と言って下さり、いつもより熱気のある授業となりました。
 

 

 

 

 

 

 

 

普段パステル画を描かれている会員さまがデッサン的要素の高い本企画を受けて非常に勉強になって良かったと仰っていました。
色を使わなくとも画用紙にコンテを擦りつけて粉の量を調整するだけで濃淡の変化が出来きるのでみなさん指や綿棒を使い微妙なトーンを作りだしていました。
 

 
日曜日は2名の会員さまが参加してくださいました。


日曜日の会員さまは教室に長く通われている方が多く、じっくり時間をかけて油絵を制作されているので一日で完成できる企画授業はリフレッシュできるようです。
大変難しいモチーフでしたが、いつも以上に集中され2時間で完成されました。
今回の企画授業はとても人気があり、参加人数も多く、中には2回制作された会員さまもいらっしゃいました。今回の白黒逆転の描き方を通常の制作に活かせていただければ幸いです。
次回の企画授業は9月『ガラスの器を描く』を行います。
沢山のご参加お待ちしています。

清水会員作品のご紹介

こんにちは、金曜担当講師の山田です。
今回は清水会員の作品をご紹介します。
清水会員は1年間の基礎デッサンを終えてから、水彩画に入りました。
 

人体の描き方を学ぶための人形デッサン。時間をかけてしっかりと描き込まれています。
 

基礎デッサンの集大成として、ガラス、金属、自然素材の質感と、円柱、四角の形体を盛り込んだモチーフです。質感の差が意識されています。ポットの底の形が弱いのが惜しいです。
 

水彩に入って金属の描き方の練習です。金属はコントラストを強調することと、映り込みを描き込むことで表現出来ます。
 

四角形と、細かな模様を白抜きで描くことに挑戦。
 

淡いトーンの練習用に水彩で基礎石膏を描いてみました。1回の受講で下書き、2回目に着彩で仕上げました。
 

只今制作中の人形。
上記の人形デッサンで学んだことを生かしてのチャレンジです。
人形は顔が命なので、濁らせないようにいじり過ぎず、テンポ良く色を重ねていくとよいです。
これから完成が楽しみです。