槇峯会員さまのデッサン作品のご紹介

こんにちは、金曜日担当の山田です。
9月に入り、にぎやかだった蝉のなき声も少なくなりました。
しかし、連日の猛暑ですが会員皆さまにはお元気のことと思います。
 
さて、今回は槇峯会員のデッサンをご紹介したいと思います。
 
槇峯会員は当教室に通い始めて3年目になります。
初めの頃は、筆圧が強くて荒削りな感じもありましたが、
最近では鉛筆の色幅も増え、繊細な描き込みができるまでになりました。
 

そのきっかけとなった「メロン」です。網目模様と真っ向勝負しました。
 

細かな描き込みに手ごたえを覚え、更に追及した「人形」です。
サテン、オーガンジー、レースといった、ドレスの素材の違いまでしっかりと描き分けています。
 

細かなレースに至るまでしっかりと描き込んでいます。見事です!
 

動物はそれぞれ、骨格・構造が異なるのでしっかりと造りを理解していないと描き辛いです。
鳥の羽のつき方など、多方向から観察し描きました。
頭と胸がきれいに仕上がった分、胴体との関係性と胴体のボリューム感がもう少し出ると更に実在感が増したと思います。
 

現在描き途中の作品です。たった2時間でベースがしっかりとかなりできています。
描き進め方もだいぶこなれて無駄がなくなってきました。
左下はロープの束なので、描き込みが大変かと思いますが、完成が楽しみです。
 
槇峯会員は今「描く」楽しさを感じられているので、これからもその喜びを味わっていってもらいたいです。