石膏デッサン

こんにちは、月曜日、土曜日を担当しております講師の三津です。                                
今回は途中経過ではあるのですが、描き方の参考として勝又会員の石膏デッサンを紹介たします。
 
 

 
 
勝又会員は前回のデッサンにて、輪郭線に頼らないトーンによる空間描写に挑戦していただきました。
 
具体的にいうと、下書きの段階で線の情報を極力減らして、大きく濃淡をつけていきながら空間を捉えていく描き方になります。
モチーフを面で捉え、物と物の関係性もトーンのぶつかりで表していかないといけないので人によっては難易度が高くなりますが、勝又会員はこの描き方が性に合っていた様でとてもいい作品に繋がりました。
 
今制作している石膏デッサンでもトーンで立体を把握しようとする努力がとてもよく出ていて、経過ではありますが柔らかい空間が見えて来ています。
ここからもう一段階暗いトーンを入れていく事で完成度が上がってくると思います。
集中力がいる仕事になると思いますが頑張ってください!