水彩画で描いた雪の小樽運河

こんにちは。メッツ銀座絵画教室の木曜日と金曜日担当の講師の森です。
今回は水澤会員さまの水彩画を紹介したいと思います。
 
 

 
雪の積もる小樽の風景です。
 
夕暮れ時の暗い中に該当やランプの光が暖かく灯る景色を描かれました。画面の左下は雪の中にライトが設置されていて光る様子が描かれています。雪の表現は難しいうえに、今回の場合は黄色い光の色に対して青や紫色の影がついています。
 
制作中、雪の部分は何度も絵の具を塗り重ねて試行錯誤していました。完成してみると、川や空の青色と、雪の淡い色彩が上手く対比されていて、臨場感のある絵になっていると思います。
 
右側の建物につららができている様子や、遠くで町の明かりが暖かく描かれているところなど、細かいところも見逃さず、しっかり描き上げている点も魅力的です。
高い完成度の作品になりました。
 
 
 
制作中の水澤会員さまです。
 
多くの資料を参照しながら制作されています。
また、いきなり描き始めるのではなく、必ず小さいサイズで下図を作ってから描いています。
 
真面目に取り組んでいらっしゃるので、完成度の高い作品ができあがるのだと思います。