こんにちは、土曜日担当の小牟田です。
今回は、伊藤(彩)会員さまのデッサンをご紹介いたします。
デッサンをする上で、モチーフを良く観察するというのはとても大事な
作業ですが、描く事に集中してしまうあまり、観察を忘れてしまいがち
になります。伊藤会員さまはデッサンを描き始めた当初から、モチーフ
と画面を何度も目線を行き来させて描く事ができていらっしゃいました。
「八角柱」を描かれた時は、特にそれがよく分かります。
この作品は2回の受講(5時間)と短い時間でしたが、観察の丁寧さが
よく伝わる一枚です。一番新しい作品は「オウム貝」です。
貝の表面を描く時も、紙に鉛筆で擦りこむような描き方で、物の色合い
がしっかり表現されています。影を描く時も少しずつ、丁寧に。
オウムガイのデッサンを制作中の伊藤(彩)会員さま
完成がこちら。
緻密な観察と丁寧な描き方が、透明感のある良い作品に仕上がりました。
次回は初めて柄布に挑戦します!