今日は火曜日を担当しております講師の佐々木です。
火曜日のお昼クラスで、教室講師共通の企画「木炭デッサンでトル石膏を描こう」に
6名の会員さまがご参加くださいました。
この日はちょうど高岡校長先生の指導日で、制作中から終了後の講評も
高岡校長先生が中心になれて行ってくださいました。
モチーフのトルソー石膏像は2点、会員さまはお好みのトルソーを選んで描いて頂きました。
木炭デッサン初体験の方がほとんどでしたが、偶然にも、この日は校長先生指導日でもあったのでかなり充実の講習となりました。
同じモチーフを囲んで描くのもあまりない事なので、教室の様子も普段とは少し違う雰囲気でした。
制作終了後、校長先生が細かい所まで作品1点1点講評してくださいました。
それでは作品を紹介いたします。
下郡会員さま作品
初めての木炭デッサンで戸惑いもあったと思いますが、しっかりトーンが付けられています。
腰から下のボリュームが無いのが残念です。
栗原会員さま作品
プロポーションが良く取れていますね。足のボリュームと前後感がもう少し出ると良かったですね。
鎌田会員さま作品
やや逆光気味だったので回り込みの表現が難しかったと思いますが、背中の筋肉の感じが良く出ていてボリュームが感じられます。
斉藤会員さま作品
ガシガシ描く彫刻的なデッサンでレリーフ状の筋肉の感じが出ていますね。正中線が真っすぐになってしまったので身体のねじれが無くなってしまいました。
横山会員さま作品
ハーフトーンがきれいなので石膏の白くて硬い感じが良く出ています。暗い影の色の変化がつくといいですね。
渡辺会員さま作品
こちらは後日加筆して仕上げたものですが、男性的な筋肉の様子が良く表せています。肩から首にかけての形の変化がもう少し出せると良かったですね。