メッツ銀座絵画教室で、水曜日、金曜日を担当しています講師の越前谷です。
今回はS.I会員さまの鉛筆デッサンをご紹介します。
教室ではデッサンの勉強を続けて頂く場合、色々な素材のモティーフを描いてもらいます。
その方が勉強になるからで、ガラスや金属などの硬質なものを描いてもらった後は、だいたい、柔らかい素材のものを描いて頂きます。
そのようにして、今回、描いて頂いたのが、このフワフワした質感のクマの縫いぐるみです。
S.I会員さまは、こちらの教室でデッサンを学ばれて、これで8作目になります。
大分デッサンの技術と、鉛筆の使い方にも慣れてきたようで、縫いぐるみの少し縮れた、柔らかい毛の質感も良く表現出来ていると思います。
手仕事でものを作られるのが、とてもお好きな方で、タペストリーや刺繡なども手掛けられているそうです。
そのような手仕事の基になっている、絵の勉強をしようと思い立たれて、教室に入られた、とお聞きしました。
今は鉛筆デッサンを楽しまれていますが、ゆくゆくは水彩画も描きたい、というご希望をお持ちです。