こんにちは、銀座校の金曜日担当の講師の森です。今回は佐藤会員さまの鉛筆デッサンを紹介します。
金属と木材でできた象のオブジェです。
佐藤会員さまは入会してまだ半年ほどなのですが、毎回熱心にデッサンされています。このモチーフは金属や木材の質感を描写するのに時間がかかるものですが、どちらにも十分に手を入れていて、それぞれの材質の違いを描き分けています。
デッサンでは、一度描いた形をより正確に描き直すことが多々あるのですが、この絵の場合、非常に積極的に修正が入っていて(よく見ると鼻の形を描き直した痕跡が余白に残っています)、最初の描き出しの頃とは比べ物にならないほど正確なデッサンに仕上がりました。
上手くいかなくてもめげずに描き続ける姿勢はすばらしいと思います。
佐藤会員さまの制作風景です。
そろそろ鉛筆デッサンにも慣れてきたようなので、より高度なモチーフに挑戦できればと思います。