高木会員さまの水彩画ご紹介

こんにちは。金曜日担当講師の森です。今日は高木会員の水彩画を紹介します。
高木会員は2年ほど前から水彩画を始め、3~4回の受講で1枚完成させると
いうかなりテンポのいい姿勢で描かれています。
 
作品も多いので、今回は3点紹介したいと思います。
 
 
 

 
 
 
まずは油性ペンと水彩絵の具を併用して描いた、京都の風景です。石垣や瓦屋根
の部分が細密に描かれています。画面の右上にある鬼瓦の描写が秀逸です。
ペンを使えばこのような表現もできます。
 
 
 

 
 
 
二点目はこちらの静物画です。基本は水彩で描いていますが、ワインの入った
カゴの部分はペンで細かい質感を描いています。ワインも本もリアルな質感が
出ています。背景の色は高木さんが自分で決めた色を使っていますが、モチーフ
の印象にあった、ちょっとワイルドな感じになっていてとてもよく雰囲気を作っ
ています。
 
 
 

 
 
 
三点目は夜の風景です。暗闇の中でライトアップされた建物がきれいに描けてい
ます。夜景は暗い色をしっかり塗らなければならなかったり、街灯などの光で
普段とは違う陰影の付き方を観察しなければならなかったりと難しいのですが、
それらの点をうまく押させていると思います。
 
 
 

 
 
 
制作中の高木会員です。
透明水彩の他にも不透明水彩やペンを使ったり、人物を描くときは木炭を試した
りと、いつも試行錯誤しています。
 
これからの高木会員の作品に注目しています。