清水会員さまの石膏デッサンと水彩画

こんにちは、金曜日担当の講師の森です。
今回は清水会員の描かれた石膏デッサンと水彩画をご紹介します。
 
 

 
清水会員さまは普段水彩画を描かれていますが、
人物画に興味があるということで、
人物の顔だけの石膏をモチーフにしてデッサンをしました。
この石膏像は顔の形を単純化したもので、
本来なめらかな頬や額のような部分でも、実は光を受けたときに
大きく陰影の強弱がつくことが分かったりして、
人体の構造を勉強するのに適しています。
 
清水会員さまも、頬やヒゲの陰の強さがどのくらいなのか、
相当粘り強く描き込み、しっかりと完成させました。
 
左から光が当たり、右側が暗くなっている様子が矛盾なく描けています。
貫禄もあります。
 
 

 
この石膏のあとに描いたのが、人形をモチーフにした水彩画です。
 
墨を薄く塗って、普段よりも陰影の濃い
おちついた雰囲気の絵になりました。
実はこれ以前にも人形の顔を水彩で描いたことがあるのですが、
そのときよりも顔の形や髪の毛の形などが
しっかりと描き込まれています。
石膏像で粘り強く描き続けた成果が出ているのかもしれません。
 
すでにかなり上手く描ける方なのですが、
もっと上達する予感がします。
 
期待しています!