日本画で描いた静物画

木曜日と日曜日担当の講師の森です。
今回は遠藤会員さまの日本画作品を紹介します。
 
 

 
 
日本画の画材で描かれた静物画です。
銀座校では今年から日本画コースが開講されました。
この作品は、遠藤会員さまが日本画コースに入ってから初めての作品です。
 
パッと見だと、日本画なのか水彩画なのか、見分けがつきにくいかもしれません。
しかし、絵具の発色や重ね塗りしたときの絵具の乗り方・にじみ方が異なります。
 
中央の貝殻の描写が精密で、貝殻のなめらかな質感がよく表現できていますね。
ビー玉の光沢もしっかり描かれています。
 
一方で、背景の塗り方にはかなり苦戦されていました。なかなかきれいに塗れなかったのですが、むしろこれくらい、むらが出ているほうが、絵にアクセントがつきます。
何度も重ね塗りしたおかげで、微妙な色が出ているのもおもしろいです。
 
最初の一枚とは思えない、高い完成度だと思います。
 
 

 
作品を確認中の遠藤会員さまです。
日本画は制作に時間がかかるため、約19回の受講での完成となりました。
画材に慣れれば、もう少し早く描けると思います。
 
次回作にも期待です!

ちなみに、日本画の画材・道具はこんな感じです。

日本画は顔料を自分で混ぜて使います。
写真のようにお皿に顔料をのせて、膠という接着剤と混ぜ合わせて絵の具をつくります。
すでにチューブに入っている絵具を使うのではないところが、
おもしろいところでもあり、難しいところでもあります。

日本画に興味のある方は、ぜひお申し付けください。