2018年3月人物画講習

こんにちは、メッツ銀座絵画教室土曜日担当の小牟田です。
3月に行われた人物クロッキー会の様子を紹介します。
 
今回は男性のセミヌードでした。腰には赤い布を巻いて、小道具の棒を持って
もらい、10分と20分ポーズの組合せのクロッキーです。クロッキーは即興の
ライブ感のようなものがあり、モデルさんのポーズに対して描き手の反応が大
切です。「描きにくいポーズ」「描きなれない向き」に対してもしっかり反応
して、自分の面白いと思った部分を見つけて下さい。
 
 
 
月に一度の人物講習は、初めに説明を行います。
 

 
ポーズ前の説明の様子です。
 
 
 

 
 

 
ポーズ中制作の様子です。
 
 
 

 
 
紙と人物のサイズ感がとてもよく、人体を早く把握されていました。ポーズ時
間の違いで描き上げるポイントを変えていたのも良かったです。
 
 
 

 
 
モデル台に対して真横の位置だったので、人体の曲線をよく見ることができ
ました。ラインの美しいクロッキーができていました。
 
 
 

 
 
明暗のバランスがとてもよくとれていて、パステルとの相性の良さを感じました。
長めのポーズの時にしっかりとかきこんでいけると、一枚の作品のクオリティが
ぐっとあがる予感!
 
 
 

 
 
短時間での描き込みがとてもよく顔向きや手の角度をうまく捉えられていまし
た。もっと大胆になっていけると、描写に躍動感が加わりもっと良くなります。
 
 
 

 
 
面の強さが線によってよく表すことが出来ていたと思います。人体の胴体部
分に着目して描いていたのも、ご本人の意図を感じ一枚一枚とてもよい仕上
がりでした。よく観察をしながらのクロッキーだったので、ヘトヘトになり
ましたが充実した時間になりました。
 
みなさん、ぜひ人物企画講習の企画にご参加ください。
 
 
 

三宅会員さまの油彩画作品ご紹介

こんにちは、メッツ銀座絵画教室講師の髙村です。
今回は三宅会員さまの油彩を紹介させていただきます。
 
三宅さまは油絵に進まれてから未だ枚数は少ないものの一枚ごとにしっかりと
経験を積まれ、めきめき油絵具への理解を深めていらっしゃいます。
 
 
 

 
 
こんかいは6号の小品の静物画で、モチーフの数が少ない分、個々の対象を深く
観察されていらっしゃいました。一方で絵具への不慣れから観察の結果を絵に
反映することが大変だったご様子ですが、一喜一憂せずに、描き進めては点検し、
あるいは乾燥させた後で描き込む。あるいはグレーズを施すと言ったことで完成
までしっかりと集中を切らさず進むことが出来たように感じました。素晴らしい
作品になったように思います。
 
 
 

 
制作中の三宅会員さま
 
 
次回作はモネの作品の模写に取り組まれていらっしゃいます。ますます表現の幅
を広げられることと思い、楽しみにしています。
 
 
 

2月の企画講習会

メッツ銀座教室で月曜日、土曜日を担当しています講師の三津です。
 
今回のブログでは先日行われた企画講習会『アクリルガッシュで描いてみよう』で参加いたしました会員さま作品をご紹介したいと思います。
 
先ず、アクリルガッシュの説明を。
 
アクリルガッシュはアクリル絵具の中でより不透明度が強く、乾くと耐水性になり、艶消しの仕上がりになるのが特徴です。乾きが非常に早く、下の絵具が溶けず、隠ぺい力も強いのですぐに直しが効きます。そのため短時間での制作が可能です。
 
普段、油彩や水彩で描かれている会員様は修正することに難儀することが多いかと思いますがその点アクリルガッシュは容易にそれが出来るので参加された会員様は普段よりのびのびと勢いよく制作出来ている印象を受けました。
 
それでは作品を見ていきましょう。
 
 
 

 
江川会員さまの作品です。
 
 
江川会員は普段油彩を描かれていますが、描きたい欲求が強い為、乾かないうちに絵具を重ね過ぎて濁りが出てしまう事があるのですが、ガッシュの場合には乾燥が早い為、濁りの無い鮮やかな作品に仕上がりました。
 
 
 

 
マックラクラン会員さまの作品。
 
 
布とリンゴの色彩の対比が綺麗です。輪郭をシャープに追う事で強烈な対比を作ることに成功しています。輪郭をぼかすことで柔らかな空間は出せるのですが、それをしない事で得られる強烈な色のぶつかりも一つの絵の面白さですね。
 
 
 

 
荻野会員さまの作品
 
 
リンゴのへたの部分や側面に布の色味を挿すことで調和のとれた画面が表現出来ています。今回は本物のリンゴをモチーフで使ったのでリンゴ右上部に当たって黒ずんだ部分があったのですがそこを面白味と捉えて敢えてかいていったのもとても良いですね。
 
 
 

 
斎藤会員さまの作品です。
 
 
斎藤会員さまは色への反応が強く、今回の作品も魅力的なな色味になっていますね。
人それぞれ着眼点が違っていて、その各々の興味を作品に定着させることで魅力というのは生れるのだと思います。基本的な事ではありますが見ていてそんなことが思い返されました。
 
素敵な作品ですね。
 
 
 

 
最後に高田会員さまの作品。
 
色味も描写もかなり高いレベルで完成させられましたね。画面上部、布の奥の色味の選択も秀逸です。高田会員は普段はじっくり時間をかけて制作されているんですが、2時間半という短い時間の中でここまで完成度が上がったのはやはり画材の特性によるものだと思います。
画材を変える事で見つかる発見や驚きが企画講習会を通して見つかる事も多いかと思います。
今回は参加なされた会員さま皆様も次の機会にご参加ください。きっと新しい発見が有ると思います。

赤羽根会員さまのアクリル画ご紹介

こんにちは、メッツ銀座教室の金曜日、メッツ絵画教室の木曜日、土曜日を担当の講師の森です。今回は赤羽根会員さまの作品を紹介したいと思います。
 
 
 

 
 
アクリル絵具(リキテックス)で描いた静物画です。
赤羽根会員さまはずっと鉛筆デッサンを続けていて、最近になってアクリル絵具で絵を描き始めました。これは2枚目の作品です。まだまだ分からないことが多いと思いますが、各モチーフをよく描写していて、完成度の高い絵に仕上がったのではないかと思います。
手前のいちごの光沢感など、よく観察して描かれています。背景の色も、赤羽根会員さまが想像で塗りました。大分悩んだようですが、結果として、色んな色が混ざり合った、味わい深い色になったと思います。
他の部分の色に関しても、気に入らない色を何度も塗り直して、こだわって発色させています。こういう手間を惜しまないところも、絵の強度を増している要因ではないでしょうか。
 
 
 

 
制作中の様子です。
 
赤羽根会員さまは去年の春に入会された方なので、おおよそ1年でここまで描けるようになりました。これからの成長が楽しみです。また、アクリル絵具を使っている会員さんはまだあまり多くないので、興味のある方はぜひ講師にお尋ねください。