市毛会員さまの作品紹介

こんにちはメッツ銀座絵画教室の水曜、日曜担当講師の永瀬です。
今回は市毛会員さまの油彩画をご紹介します。
市毛会員様はメッツ銀座絵画教室にご入会されて、
一年半ほど鉛筆デッサンを経験されました。
そして今回はじめて油絵を描かれました。
その作品がこちらです。
 
 
 

 
 
 
卓上に置かれたかぼちゃとレモンとズッキーニを描いた静物画です。
 
 
それぞれのモチーフにおいて的確に陰影をつけて立体感を表現しています。
デッサンの経験がよく活きていますね。
 
 
またタッチの大きさや密度を工夫して、それぞれのモチーフの質感にも
迫っています。
油絵特有の混色の仕方や色味の彩度、明度のコントロールなど
ひとつずつ丁寧に経験して、作品に反映されています。
はじめての油絵ですが、とても空間の整理された清々しい画面に
なっていると思います。
 
 
あとテーブルに落ちているかぼちゃの影の色味などを微調整して
完成のようです。もうひとがんばりですね!
 
 
今後も様々なモチーフで新たな発見をしながら油絵制作を
楽しんでいただきたいです。

企画講習屋外写生会「柴又帝釈天」

こんにちは。講師の佐々木です。 
7月に開催しました企画講習屋外写生会「柴又帝釈天」での                        
スケッチ会のご報告をします。
この屋外写生会は前回教室で開催しました「筆ペンで描く」の講習実施をも
兼ねた写生会です。
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この日は前日まで台風が通過していた為に開催が危ぶまれましたが、
なんとか天気が回復して実施する事が出来ました。
とはいえ、快晴とはいかず蒸し暑い曇り空でしたが、
寧ろ日差しが無く多少風もあったので絵を描くには良い天候でした。
 
 
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スケッチポイントとしては帝釈天の境内と参道がメインですが、
近くにある「山本亭」という日本家屋も含めた形で皆さんには選んでもらいました。
 
 
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石黒会員は早速、山本亭の庭に伸びる小道を描き始めました。佐藤会員はまだ決めかねています。
 
 
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ほとんどの方が境内を選ばれました。境内では観光客や参拝者が行き交っていましたが、
天候のせいかそれほど混む事もなく比較的描き易い環境でした。
また他の教室のグループもスケッチをしていたのでお互い良い刺激になったのではないでしょうか。
 
 
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同じ境内でも何をどのように切り取るかによって色々な見え方が出来ます。
それぞれ思い思いに筆を進めていました。
 
 
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沖野会員は企画講習で描いた所を選びました。
写真で切り取られていた所の続きや、見えなかった細部が見えてくるので、
何をどのように取捨選択していくのかがポイントです。
 
 
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映画「男はつらいよ」で撮影に使われた、とらやさんでお昼を食べました。
 
 
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午後に向けてエネルギーチャージです。
 
 
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午後からは皆さん仕上げに向けてペースを上げていきました。
石黒会員は午前中と場所を変えて再スタートです。
 
 
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長谷川会員が使っているスケッチイーゼルは水平にして使う事が出来るので、水彩を描くのに便利ですね。
 
 
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途中から少し雨が降ってきてしまいました。傘をさしながらは非常に描き辛いですね。
 
 
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屋根のある休憩所を選んだ佐藤会員は問題なく作業が続けられました。
 
 
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雨が降ってきたので山本亭の中で講評会をさせてもらいました。
 
 
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お茶とお菓子を皆さん注文して、リラックスした雰囲気の中で一人づつ発表してもらいました。
 
 
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素敵な日本庭園をバックに贅沢な講評会になりました。
 
 
それでは作品を見ていきましょう。
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松原会員さま
参道から見た帝釈天を墨ペンで描いています。立ってスケッチしたのは初めてだったようで
非常に疲れたとおっしゃっていました。
人が行き交う賑やかさと梅雨時の湿り気が混じり合った印象がでています。
このような描き方はやはり現場でしか表現できませんね。
 
 
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長谷川会員さま
両側にお堂を入れ、木が中心にそびえ立つ、珍しい構図を選ばれました。
画面上の密度に比べ下側は手数が少なく左側に傾いたように見えます。
限られた時間の中で完成させるのであれば四隅を常に意識し細かい描き込みは
後回しにすると良いでしょう。
 
 
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鎌田会員さま
遠近感を感じるシャープな構図と躍動的な木の描き方が合わさって独特な雰囲気が生まれています。
時間をかけて描き込もうとせず、濁る前に手を止める引き際が潔いので短時間でも、
しっかり特徴を掴んでいますね。
 
 
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栗原会員さま
丁寧に描かれて枚数を重ねる毎に上達されているのが解ります。
遠近感がもう少しでてきても良いと思いますが、色味の重ね方が淡く
美しいので優しい印象が生まれていますね。
 
 
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竹尾会員さま
抽象画のような色面構成で境内を描かれています。
真ん中下の白は画用紙の地の色をそのまま活かされています。
難しい黒色を大胆に使われていて有彩色が引き立つ個性的な絵になりました。
 
 
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佐藤会員さま
山本亭を中庭から描かれました。グレートーンの中に温かい色味を感じますね。
もう少し影を強調できたら画面が締まり、強さと弱さの幅がある絵となるでしょう。
 
 
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石黒会員さま
午後だけで仕上げられたとは思えないくらい良い密度ですね。
屋根の表現がもう少し細かく説明ができるとメリハリが生まれ地面と空が引き立つでしょう。
 
 
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熊野会員さま
入会して間もなく初めての参加でしたが、描きたいものを絞っているので
しっかり描き込めていますね。今度はもう少し広い範囲に挑戦してみると良いですね。
 
 
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光吉会員さま
本堂の高さが詰まってしまいましたが奥行きの感じられる良い構図ですね。
手前の参道の所に参拝者を描くと良かったですね。
 
 
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須田会員さま
紙の白地が良い抜け具合で、空の形が良いリズムで切り取られていますね。
ハーフトーンと黒の割合も良いので主題が分かりやすいですね。
 
 
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森会員さま
雨から避難してから描いた作品なので途中になってしまいましたが、
線の表現の幅があって小気味好いですね。
この描き方ならば下書きをせずにペンで直接描き始めても良いと思います。
 
 
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沖野会員さま
企画講習で描いた場所を選んでいますが、企画の時の写真よりも
範囲を広く取っているので通りの曲がり具合が良く分かりますね。
中央の人物(寅さん)の見せ方をもっと目立つようにしても良かったですね。
 
 
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本橋会員さま
建物の土台部分の重みがもう少しあると全体が締まって見えたと思います。
水彩色鉛筆での着色は軽くなりがちなので使う色をもっと変えると良いですね。
 
 
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藤崎会員さま
ダイナミックな構図で量感が感じられますが、土台が曖昧になってしまったのが残念です。
屋根瓦の見え方や濃い墨の使う場所を変えると良かったですね。
 
 
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小野田会員さま
濃い墨の細い線と薄墨のトーンがとても良いバランスです。
途中から降り始めた雨が予想外の滲みを作っていて魅力的な画面になっていますね。
自然がもたらすアクシデントは外で描いているからこそで、逆に良いエッセンスになりますね。
 
 
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雨もあり時間的には短めでしたが、その分密度の濃い一日になりました。
皆さんお疲れさまでした。
 
担当 山本講師、佐々木講師

日曜日午前の授業風景

こんにちはメッツ銀座絵画教室講師の永瀬です。
今回は日曜日午前の授業風景をお伝えします。
この日はよく晴れて、さわやかな明るい光の中、
会員の皆様はゆったりとした気分で、集中して制作されているようでした。
 
それではお一人ずつの制作風景です。
 

 
熊谷会員様は最近ご入会されて、一枚目のデッサン「りんご」を
制作、この日で完成しました!
 
 
 

とてもきれいに立体感がでましたね!
りんごの「かたさ」も伝わってきます。
 
 
 

須藤会員様は薔薇をモチーフにデッサン制作中です。
 

花や茎、葉の形状や色味の違いがよく表現できていますね!
余白にも空間がでてきました。
 
 
 

勝間会員様はスコップと石の組みモチーフをデッサンされています。
 
 
 

とてもきれいなデッサンですね。
それぞれの形体感や質感がよく表現され、画面に明るい光の存在を感じます。
 
 
 

恩田会員様は鴨のはく製をデッサンされています。
デッサン課程のまとめ的なモチーフです。
 
 
 

今はデッサンの出だし、
鉛筆の濃淡でしっかり量感をつくっているところです。
プロポーションに安定感がありますね!
 
 
 

工藤会員様はウサギのオブジェをデッサンされています。
 
 
 

まだ描き出しですが、かたちの印象がとてもよいですね!
光の流れもきれいに出はじめています。
 
 
 

吉岡会員様はやかんのデッサンを制作中です。
 
 
 

 
仕上げに向かっている状態です。
やかんのかたちがよく見えてきます・
映り込みを描くことで金属の質感も表現できていますね!
 
 
 

種岡会員様は石を透明水彩で描いています。
 
 
 

何の変哲もない石がとても魅力的に表現されています!
色味がとても豊かで、細部の描写はとても精密ですね。
 
 
 

山崎会員様は写真を元に風景画を透明水彩で制作されています。
 
 
 

色が入りはじめたところです。
青系を基調とした綺麗な色味ですね!
下描きの輪郭線に、こだわりすぎずに柔らかに描き始められていますね。
 
 
 

山本会員様は写真を元に人物と周りの景色を油絵で描いています。
 
 
 

とてもよく構成された画面です。
色彩は補色の関係をうまく使っていますね。
完成までもう少しですね!
 
 
 

若井会員様は静物油彩画を制作中です。
 
 
 

とても写実的な表現です。
それぞれのモチーフが丹念に描きこまれて、
とても見ごたえがありますね!
 
この日は20~30代の会員様を中心に、初心者の方からベテランの方まで、
幅広い作品を制作されていました。
メッツ銀座絵画教室では、
個別のモチーフでそれぞれの進展に合わせて制作していただけます。
ぜひお気軽に見学や1日体験なさってください!

鎌田会員さまの水彩画

こんにちは。講師の中田です。
今回は鎌田徹夫会員さまの紙風船を描いた透明水彩画を紹介します。
 
 

 
 
鎌田会員さまは透明水彩特有のにじみを生かした表現ではなく、
下絵からしっかりとデッサンをし、時間をかけて仕上げていきます。
ある程度完成度が出てきてからも、形がおかしい部分や、
遠近感が表現できていない部分などを粘り強く修正されます。
その為、出来上がった作品からは、簡潔で自然な空間を感じることができます。
枚数を重ねるごとにモチーフを観察する眼の力がついてきているようで、
これからの作品も楽しみにしています。