屋外風景:川の流れを描く為の講習会

秋も深まり、スケッチに適した良い季節となってきました。
今回は水彩スケッチ企画講座「川の流れを描く」の授業内容を
紹介させていただきます。
 
 
 

 
 
「さざ波を描く」第二弾となる「川の流れを描く」はより難易度を上げた
内容となっています。                               
 
10月25日に石神井公園スケッチ会「水辺を描こう」へ向け、
教室でテキストにそって2時間半で完成させるまでのプロセスを学びました。
 
 

 
 
講習では色の作り方から始まり、背景から描き進め、
一番の主役となる川の流れをじっくり描いて遠近感を効率よく出していきます。
 
細かい箇所に気を取られ過ぎると全体の調和が見えにくくなり失敗してしまうので、時間配分を決めてバランス良く仕上げていきます。
 
 
 

熊野会員さま
 
今回が初のとなる水彩画でしたが、混色の加減も丁度良く、
水面の映り込みが良く描けましたね。
独特な色味をお持ちなので油絵にも向いていると思います。
今はデッサンを学ばれていますが、
基礎力がついてきてるので今後も企画授業で様々な技法に
チャレンジしてくださいね。
 
 

須田会員さま
 
「さざ波を描く」にも参加されましたが今回の企画授業で
飛躍的に技術を上げました。
手も早く進み、混色の加減も丁度良く、筆のタッチも自然ですね。
上級者になると画用紙の白の残し方から考えて進めていけるようになります。
少ない手数で完成度を高めるのが瑞々しい表現へ繋がります。
がんばりましょう!
 
 

児玉会員さま
ほぼ全ての筆のタッチが同じに描かれているので個性的な
仕上がりになっていますね。
ゆるい雰囲気の中にも川の色面に前後関係の強弱をつけることで、
さらに空間が出るでしょう。
 
 

 
 
難しい内容にかかわらず、みなさん2時間半で完成することができました。
石神井公園のスケッチ会で今回の講習で学んだ成果が活かされるといいですね。
 
11月もスケッチ会を予定していますので、興味のある方は是非ご参加ください。
 
担当講師 佐々木・山本