千葉会員さまの油彩画

日曜日朝昼、水曜日朝昼担当しております髙村です。
今回は、千葉会員さまの作品についてご紹介いたします。
 
 

 
 
千葉さまは以前にデッサンから油彩に移られた際にご紹介いたしました。
そしてまだ10点には満たないものの枚数を重ねられ、今回の楽々展に
出品なさいました。F6号の小品ですがしっかり描き込まれていてこれまでの
努力が十分に活かされているように感じています。
今回と前回は、ご自身で見てこられた風景をその時に撮られた写真を元に
描かれました。今回は志賀高原の風景だそうですが、お話を伺っている際に
美しい緑の中に咲いたユリの印象と白樺の樹皮の様子をお話になっていて
思い入れの深さを感じ、出来上がりの作品を拝見させていただきましても、
その美しさを表現するために何度も試行錯誤なさっている様子が感じられ、
またそれを表現出来ているように思いました。
 
今、千葉さまは静物の油彩に取り組まれておいでですが、この作品と同じく
モチーフの見せる美しさを感じながら新たな作品にそれを表現して
いただきたいなと感じています。